いつから?
「適応障害」と診断されたその日。
先生の言葉で、心にグサッと来たものがありました。
「仕事は60%の力で、なんて言われたりもしますね」
!?
60%で働いてたのなんて、いつだろう…?
先生が言うに、
人は、60%のエネルギーをフルに使って働いたとしても、休むことでそれを補充する。
それ繰り返して社会生活を送っている。
けれど、
様々なストレスがかかることで、通常よりも多くエネルギーを消費することがある。
一時的ならいいけれど、毎日ストレスがかかり、うまく休めなくなってくると、蓄えていたエネルギーにも手を出して、どんどん消耗してしまう。
例えば、
クレーム対応が重なり、疲弊した日があるとする。ゆっくり寝たかったが、クレーム対応のために後回しにした仕事がたまっているため、早起きして出社した。いつも通り仕事をし、帰る頃にはぐったり…
これは、短期間の話だけど、これが長期間に渡って続いたら?
その頃の私は、
100%(下手したら120%)の全力投球。
ピンと糸を張っているような緊張感がずっとあって、
「疲れた…」
「でもまだできる、大丈夫。」
と繰り返しながら毎日を乗り越えていました。
職場では、
ただでさえ少ない人数でやっていた中、
ここ1年半ほどで先輩と後輩が相次いで辞めてしまい、
気づけば社員は私一人。
時折、別の支店から応援で社員が来てくれる日はあるものの、通常は週に数日のパートさんと私だけ。
「私がしっかりしなきゃ」
「私が休むわけにはいかない」
何かあるたび、心にぐっとそれを刻んできたんです。
(本当は、そんなに力まなくてもよかったのかもしれません。私の性格が裏目に出てしまったのだと思います。)
そこでプライベートでのトラブルが発生して…
ひとつ前の投稿のようになったわけです。
私が60%のパワーで働けたのは、先輩が辞める前だったように思います。
先生は、こうも言いました。
「直接のきっかけはあると思うけれど、実はその前からエネルギーを消耗し続けていたんじゃないかな?」
私、ずっと頑張っていたかもしれない。
そう思った瞬間でした。
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