こころ学Labo

代表の中田です。愛媛県松山市にてマインドフルネス瞑想を中心としたメンタルトレーニングを…

こころ学Labo

代表の中田です。愛媛県松山市にてマインドフルネス瞑想を中心としたメンタルトレーニングを行っています。東洋哲学・脳科学に基づく生き方としての瞑想法を実践的にお伝えしています。 https://www.kokorogaku-labo.com/

最近の記事

さらさらと心が流れる工夫

私たちの頭の中にはいつもあれこれと考えが浮かんでいます。考えようとしてないのに、あれこれと考えている。 それはまるで、頭の中にいるもう一人の自分とおしゃべりをしているようだとも言えます。その頭の中のおしゃべりをマインドトークと名付け、体験会やセミナーなどで説明すると、 ・マインドトークは悪いもの ・マインドトークをしてはダメ ・マインドトークを消さなきゃ ・いくら頑張っても消えない自分はダメだ などと捉える方がほとんどです。 そして、「無になろう」と思って瞑想や坐禅をして

    • 身体調整が大切

      長引いたコロナ禍の影響もあるのでしょう。 ”よく眠れなくて…”というお声をよく聞きます。 定期的に開催しているマインドフルネス道体験会は 90分という限られた時間ですが 簡単な動き(ボディワーク)で凝りがほぐれたり、 身体の歪みが整ったりします。 自律神経の働きを回復させる効果もあります。 そのため、体験会から帰ったら、 ぐっすり眠れた!! と言われる方がとても多いのです。 身体が整ってリラックスできたんだね! ストレス解消できたね! そうか、これがマインドフルネスなん

      • 自分と向き合う時間

        月数回開催しているマインドフルネス道体験会。 以前は「実践会」という名称でしたが、 ・実践会って聞きなれない ・何だか敷居が高そう ・難しそう というお声が多く、もっと気軽に参加して欲しいとの想いから「体験会」に変更しました。 でも、内容は変わっていません。何度参加してもOKの「体験会」です。 参加者は、それぞれの目的で参加されますが、みなさんが共通して感じているのは、「自分に向き合う時間が問題解決のキッカケになる」ということです。 最近の体験会に、数ヶ月ぶりの参加者が多

        • 「腹が立つ」と「ムカつく」

          数年前から、”たびりら”という足袋型シューズを愛用しています。晴れた日は氏神様へのお参りも、”たびりら”です。 土や石、落ち葉など、地面のデコボコを足裏で捉え、それとともにバランスを取る身体の反応を楽しみながら本殿に向かいます。頭で考えなくても自然に反応している身体の素晴らしさを実感します。 日本は元来、着物と下駄によって、腰と足指を意識する生活が日常でした。すると自然に足腰が鍛えられ、大地に根差したどっしりとした身体になり、それに伴った精神が養われていました。 明治大

        さらさらと心が流れる工夫

          身体感覚と言語力

          ゴールデンウィークに入り、美味しいものを求めて旅行を楽しんでいる方も多いことと思います。 さて、みなさんはとても美味しいものを食べたとき、 「おいしーい!」 と言いますか? それとも、 「やばっ!!!」 と言いますか? 「やばい」という言葉は、今では若い世代だけでなく幅広い世代で、また、あらゆる場面で使われるようになりました。 改めて、現在の「やばい」の意味を調べてみたところ、 美味しい、かわいい、楽しい、かっこいい、キレイ、素敵、スゴイ、びっくりした、好き、嫌い、ま

          身体感覚と言語力

          言葉の技術とマインドフルネス

          令和3年12月7日、NHKの番組『プロフェッショナル』に俳人・夏井いつき先生が出演されました。 先生と同じ愛媛県松山市に住む私にとって、夏井先生は、お会いしたことはないものの、とても身近に感じている有名人です。 以前に比べ、地上波を見なくなったこともあり、新聞の番組欄はまず見ないため、放送を見逃す可能性が高かったのですが、たまたま地方紙に掲載された番組紹介記事が目に入りました。その記事には、夏井先生が出演オファーを受けた理由が書かれていました。 ≪俳句を掘り下げることを目

          言葉の技術とマインドフルネス

          ”考える”から離れる

          誰が教えるわけでもないのに、時期が来れば花は咲き、虫は鳴き…。自然に触れた瞬間、その素晴らしさに感じ入ります。 本来、人間の身体も動植物と同じように自然のリズムと同調しています。春になれば身体が自然に緩んでいくように…。しかし、デジタル機器に囲まれて、忙しく過ごす現代では、身体の自然のリズムを意識する生活はかなり難しいかもしれません。 また、身体は瞬間的にあらゆることを感知し、反応し、場合によっては内なる声を発しています。しかし、身体が発する声を、あたま(知識や情報など)

          ”考える”から離れる

          "生き方"としてのマインドフルネス

          こころ学Laboのマインドフルネス実践法は「マインドフルネス道」と名付けています。マインドフルネス道とは、「一人一人が人間本来の自己実現に向けて、自在に自己能力を発揮し、心身健康で自立した生活をするための方法」であり、”生き方メソッド”です。 こころを深く見つめ、心身の調和を保ち、活き活きと生きること、人間性を高めることという、マインドフルネスの意義を大切にしています。 マインドフルネスストレス低減プログラム(MBSR)を開発したジョン・カバットジン博士はご著書の中で次の

          "生き方"としてのマインドフルネス

          はじめまして

          はじめまして。こころ学Labo代表の中田めぐむです。 愛媛県松山市を拠点に、マインドフルネス瞑想を中心としたメンタルトレーニングを行っています。企業や学校での研修、定期的な瞑想会、個人セッションなどを通して、”生き方メソッド”としてのマインドフルネスの実践法をお伝えしています。 同時に、キャリアコンサルタントの仕事もしています。 noteでは、マインドフルネスの講師・トレーナーとして日々感じたことを綴っていきたいと思います。 以前からnoteを始めようか… でも、発信ツ

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