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身体調整が大切

長引いたコロナ禍の影響もあるのでしょう。
”よく眠れなくて…”というお声をよく聞きます。

定期的に開催しているマインドフルネス道体験会は
90分という限られた時間ですが
簡単な動き(ボディワーク)で凝りがほぐれたり、
身体の歪みが整ったりします。

自律神経の働きを回復させる効果もあります。
そのため、体験会から帰ったら、
ぐっすり眠れた!!
と言われる方がとても多いのです。

身体が整ってリラックスできたんだね!
ストレス解消できたね!
そうか、これがマインドフルネスなんだ!
と捉える方もいらっしゃいますが…それは早計です。

マインドフルネスの定義の一つに
”いまこの瞬間に価値判断することなく
意図的に注意を向けること”
があります。

なぜ注意を向ける必要があるのでしょうか?

それは、リラックスするためではありません。
瞬間瞬間の自分自身の感覚、感情、思考、これから起こそうとしている言動全てに気付くためです。自覚するためです。

ではなぜ、自覚する必要があるのか?

私たちの”こころ”は簡単に彷徨います。常に頭の中に様々な思いが浮かび、それに翻弄されているのがわたしたちです。
イライラにまかせて、怒りに囚われて、哀しみに”こころ”を占拠されて、
それに気付くことなく行動を起こすと…?

だれでも後悔したり、反省したり、自己嫌悪に陥ったりといった経験が人生に何度もあると思います。もしかすると、そんな自分を何とかしたい、でもどうにもならない、そんな思いを抱き続けている人もいるでしょう。

逆に、自分の言動が周囲にどのような影響を及ぼしているのか気付いていないこともあるかもしれません。場合によっては、人間関係が崩れたり、仕事や家庭生活がうまくいかなくなったり…
まさに、日常のゴタゴタを引き起こしている原因は内側にあるのです。

そして、あたまの中に浮かび続ける思いに囚われ続けていると、ストレス病にもつながっていきます。
いまこの瞬間の自分自身に気付くこと、一瞬一瞬の”こころ”の動き、あたまの中のおしゃべりに気付くこと、こころのクセに気付き、それに翻弄されないよう工夫し、自分らしく活き活きと生きること。

これがマインドフルネス実践に取り組む本当の目的です。

そのためにまずは身体調整はとても大切です。
身体の状態は、感受感覚や思考、感情とも密接につながっているためです。釈尊が説かれた、人として正しく生きるための方法である”四諦八正道”にも繋がっています。

四諦八正道については、また今度…

こころ学Laboのマインドフルネス道体験会、
お気軽にご参加ください。

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