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"生き方"としてのマインドフルネス
こころ学Laboのマインドフルネス実践法は「マインドフルネス道」と名付けています。マインドフルネス道とは、「一人一人が人間本来の自己実現に向けて、自在に自己能力を発揮し、心身健康で自立した生活をするための方法」であり、”生き方メソッド”です。
こころを深く見つめ、心身の調和を保ち、活き活きと生きること、人間性を高めることという、マインドフルネスの意義を大切にしています。
マインドフルネスストレス低減プログラム(MBSR)を開発したジョン・カバットジン博士はご著書の中で次のように述べられています。
意識を養い、高めていくには、常に注意集中力をもって生活していかなければなりません。これができて初めて、生活がより豊かに、そして、現実的なものになっていくのです。
また、長年、禅の老師から坐禅指導を受け、その経験を基にMBSRを開発されたことから、道元禅師の言葉として、次の言葉を引用されています。
瞑想を行い、そこから様々な功徳を得ている人は数知れない。あまりにも単純な方法だからといって、その可能性を疑ってはならない。今、自分が存在している場所で真実を見つけることができないというなら、いったいどこに真実があるというのだろう。
人生は短く、何びとも次の瞬間が何をもたらすかを知ることはできない。
心を養いなさい。その機会はいくらでも訪れる。やがて、すばらしい知恵を
発見することになるだろう。
宗教色が排除されているはずなのに仏教?と思われるかもしれませんが、釈尊が説いたのは普遍的な真理であり、人としての生き方です。道元禅師も同じです。
マインドフルネスを深めていくと、釈尊が説いた教えが”いわゆる宗教”とは異なっていると理解できると同時に、マインドフルネスの原点はここにあるとわかります。この原点に立ち返り、日本人の精神性に適したプログラムとして開発された“マインドフルネス道”。
この「生き方メソッド」としての実践法を、一人でも多くの方に届けたいと考えています。
これからもお一人でも多くの方が自分らしい豊かな人生を送られるようマインドフルネス道を伝えていきたいと思います。
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