それ、毒親ではなく発達障害なのかも。
親との関係に悩み苦しんでいる方へ。
可能性としてこういうこともある、と是非知っておいてほしいです。
もしかすると、毒親と思っていた父親、母親が発達障害を持っているかもしれない、ということ。
今まで、親から愛された、可愛がられた、慰められた、褒められた、認められた、ことがない、もしくは殆どない、という方へ。
発達障害は、大きく分けて3種類あります。
①自閉症スペクトラム障害(ASD)
②注意欠如・多動性障害(ADHD)
③学習障害(LD)
①のASDの特徴は、コミュニケーションや人間関係を築くのが苦手、相手の傷付く言葉を平気で言う、相手の感情を読み取るのが苦手、強いこだわりがある
②のADHDの特徴は、集中力がない、じっとしていられない、思いつきで行動する、よく忘れ物をする、ルールが守れない
③のLDの特徴は、書く、読む、聞く、話す、計算する、予測することに困難が生じる
発達障害を持っている方は、①と②、②と③、①と②と③の要素を全て併存している、という方、混合型が多いです。
ちなみに私は母親との関係に幼少期の頃から悩み苦しんできましたが、カウンセラーという仕事を通して、母親との関係に自分自身の中でケリを付けることができました。
私の母親は、発達障害を持っているかもしれない、と。
今更、母親を説得して病院で診てもらおう、なんて言うつもりもないし、思いません。
しかし、あれっ、母親の行動、当てはまる部分が多いな、と思うのです。
そう思えるようになったら、長年の肩の荷がスッと下りたように、生きやすくなりました。
あなたも生きづらい悩みに一つ、区切りをつけられるかもしれません。
発達障害とは、脳の病気です。
その行動は、本人の意思によるものではありません。
本人の意思に反する所で、あなたに冷たく当たったり、突き放したり、暴言を吐いたりしているのかもしれませんよ。
あなたにとって今日も良い日でありますように。