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立ち上げ〜全日開校までの物語

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ここのね自由な学校の立ち上げから全日開校までの軌跡をまとめています。
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想いは、伝わる。

今日、待ちに待った「豊後大野市市民提案型協働のまちづくり活動推進事業」の最終審査結果が郵送で届きました。 結果は………合格!!! 「やったーーーー!!!!!!」 3人で大喜びして、ハイタッチして、お互いにありがとうって言いまくり(笑)、お疲れ様とねぎらいあいました♡ 5月半ばから約2ヶ月半。 時間を見つけては何度も何度も話し合い、お互いの考え方を知り、学び合い、「ここのね自由な学校」が豊後大野市とともに目指すものが何なのか、真剣に考えてきました。 詳しくはこちらか

なぜ学校を創るの?①

ここまで半年間、色んな場所で「ここのね自由な学校」の広報をしてきたけれど、「そもそもなんで学校を創ろうとしているの?」と思った人も多いのではないだろうか。そこで、この記事では、なぜ私(スタッフななえ)が学校を創ろうと思ったのかについて書いていきたいと思う。 かなり長くなるので、「子ども時代~育休をとる前まで」と「育休時代~学校現場に復帰して退職するまで」、「退職してから、ここのね自由な学校ができるまで」の三部構成で書いていきたい。 学校が大好きな子ども時代。私自身、小学校

なぜ学校を創るの?②

第一部☟を読んでくださった方々、ありがとうございます。 第二部は、育休時代に初めて出逢った「オルタナティブスクール」のこと、現場に復帰してから、二度退職届を出したことなど、これまた盛りだくさんな内容になりそうですが……最後までお付き合いしてもらえると嬉しいです。 ななえ、母になる。「働きたーい!」と後ろ髪引かれながらの産休・育休生活が始まった。今までたくさんの子どもたちと関わってきた私は、完全に出産と育児をなめていた(笑)。世のお母さんたち、ごめんなさい。産んでみて初めて

なぜ学校を創るの?③

第一部、第二部を読んでくださった方々、ありがとうございます。第三部は、退職まで書けたらいいな…と思います。(←弱気(笑)) 4年ぶりの学校復帰。いよいよ、学校復帰。オルタナティブスクールを半年間見て回った私の気持ちは複雑だった。今すぐにでも学校を創りたいという気持ちと、もう一度学校現場で働きたいという気持ちが半々。同じく小学校の先生である夫は、「働きたい!!」と燃えたぎる私の気持ちを応援してくれ、「思う存分働きよー。」と、一年間育休を取ることを決めてくれた。1歳4カ月だった

ここのねの校舎が決まった奇跡の物語。

一週間前、半泣きで「場所が見つかりません…」と打った文章に、本当にたくさんの人たちが動いてくれました…!! いいねで励ましてくれた方、記事をシェアしてくれた方、コメントやメッセージで具体的な条件を聞いてくれた方、物件を紹介を紹介してくれた方、家族や友人、知り合いに声をかけてくれた方……色んなご縁がつながって、最高の場所を見つけることができました!!本当に本当にありがとうございました!! 以下に、場所が見つかるまでのエピソードを書きたいと思います。 🌼 「大野町って、ど

スタッフ3人の出会い。

そもそも、「ここのね自由な学校」の3人って何者?3人は、どうやって出会ったの?ここでは、チラシを配っているときに何度も聞かれた質問について書いていきたい。 半年前まで「ほぼ他人」だった。「え?他人?前々からの知り合いじゃないの?」と驚く人もいる。私(ななえ)とこうちゃんは、この二年間で2回くらい会ったことがあるくらいの関係だった。豊後大野市の地域おこし協力隊として東京から移住し、ゲストハウスLAMPで働いていた、こうちゃん。二年前のクリスマス会に家族で参加した私。そこでこう

対象年齢について。

「ここのねの対象年齢を18歳までにしたい」学校の対象年齢を決めることは、とても重要なこと。だから、私たちは4月からそのことについて話し合ってきた。対象年齢は、オルタナティブスクールによって様々だ。幼稚園から始まって、小学校を作ったという学校もあれば、小学校をつくって、今中学校を作るか幼稚園をつくるか迷っているという学校もあれば、はじめから4歳から18歳までを対象(主にサドベリースクールなど)として開校する学校もある。どの対象年齢に対する考え方も様々だ。 ここのねは、何歳から

冬ごもり4日目。4歳から85歳まで。

冬ごもり4日目。 4歳と6歳の息子二人を連れて、ここのねへ。壁塗りの下地を注文し、どっさり持ってきてくれたこうちゃんももちゃん。 「さぁ、やるぞー!」 張り切って、下地剤をねりねりねり。 息子たちは、すぐに飽きてころころころ。 今日は、スタッフ3人でがんばるぞー!♡ ド素人だけど、なんとかなるさー! ぬりぬりぬり。初めての下地塗りは楽しい♪ ガサガサっと後ろで物音… 「わーーー!!✨」 先日も来てくださったDIYが得意のスーパーお母さんが、またお手伝いに来てく

毎日がスペシャルなんだ。

朝。キンキンに冷えたコンクリートの部屋。3人で震えながら、作業開始。 すると… 「温かいホットケーキとコーヒー持ってきたよー!」 なんと、ここのねの隣の家に住むおばちゃんが、突然の差し入れを持ってきてくれました…!!✨ 心も身体も温まるぅーーー!!💗💗💗 いつも私たちの作業を隣で見ながら、「今日も頑張るねぇ」と声をかけてくれたり、活動のときには、子どもたちに産みたてのにわとりの卵をくれたり、花壇の花を分けたりしてくれていた、おばちゃん。 先日、香川に旅行に行った私

奇跡の連続。

1月13日月曜日。祝日。 朝から集まった3人で、設計図をひらく。 ふむふむ。。。 慎重に測り… ひたすら切る、こうちゃん。 切った木材をえいさ、えいさと2階に運ぶななもも。 重い木材。自然と肩に担ぐ姿勢に。完全に大工さんになった私たち。 途中、採寸が合わなくて、「どうしよう…」とへこたれそうになり、二人呆然と立ち尽くしていると…… いつも協力してくれるDIY大好きスーパーお母さんが登場!!!なんだかもうめちゃくちゃ救われた気持ち。 「こうすれば大丈夫よ!」

想いをカタチに。

小学校の教員をしていた私は、 3年半前、育児休暇中に全国のオルタナティブスクールを見学してまわり、「いつかこんな学校を創りたい」という夢を持った私は、あるきっかけでこの事業に出会った。 大分県女性起業家創出促進事業 「おおいたスタートアップウーマンアワード」 別府のカンファレンスで豊後大野市の「タオ・オーガニックキッチン」の米澤陽子さんの発表を聞いて感動し、ますます「いつか私も自分の想いをカタチにしたい」と思った。 あれから一度は学校復帰し、二年間学校に勤めて悩みに悩

信頼を結ぶ、ということ。

冬ごもり中、何度も何度もここのねに足を運んでくれる女性がいる。ブログにも何度か登場した「DIY大好きなスーパーお母さん」だ。 彼女は、最初ここのねのことが「不安で仕方なかった」と言い、「今、こうしてここのねの手伝いをしているのが自分でもすごく不思議」と言っている。 どちらかというと、ここのねに対する「不信感」があった彼女が、今では1番私たちを支えてくれている。 彼女との出逢いについて書いていきたい。 昨年の10月に「豊後大野にこんな学校あったらいいな。」の会をしたとき、

(受付終了しました。たくさんのご寄付をありがとうございました!)不要品のご寄付のお願い。

⭐️追記⭐️2020.03.18(水) . 不要品寄付の募集を打ち切ります。 . 不要品の記事を公開して大分県を超え、日本全国の想いのある方々から沢山の寄付(電話、メッセージ、メール)がここのね自由な学校に届きました😭✨ 正直、ここまでの拡散になるとは思いもしていませんでした!!😭✨✨ (このことについては、ブログにて詳細を書きたいと思います🌸) ここのね自由な学校はまだまだ小さなスクールですが、皆様のおかげで自信を持ってスタートすることができます!!! . これらの御恩は、

応援の力。

驚いています。 皆さんの応援の力の大きさに…!!😭😭✨ ありがたいことに、4日前に書いた記事「不要品の寄付のお願い」のシェア数がものすごい数になり、 4日間、たくさんの方々からご連絡、ご寄付を頂いております。 (ビュー数とスキの数を見たらびっくり仰天です!) 毎日、ひっきりなしに電話がなり、 大量のメールが来て、 スタッフ一同、一生懸命お返事させて頂いております! すでに実際に物を寄付してくれた方も!ここのねに物を持ってきてくれる方も!「今日郵送しました!」のメー