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お金という対価を求め続けると損をする。

対価について。

仕事をしていると。

仕事とは、お金を稼ぐことですから。

仕事をすることによって、
誰かを喜ばせて、その喜びの分だけ、お金をもらう。

これだけの仕事をすると、これだけの対価がある。

そういうものです。

ただ、その対価について、
金額だけについて考えすぎてしまうと。
実は損をしてしまうよ。
という話。

よく仕事であることなのですが、
これくらいのお金だったら、これくらいの仕事。

料金に合わせて、仕事の良し悪しを決める。
料金に合わせて、仕事の内容を決める。

そういう事があると思います。

そして、そういう企業もある。

もちろん安いに越したことはない。
但し、
その金額に見合った仕事しかしないということは?
自分の能力の中でしか仕事をしないということは?
どういう結果を招くことになるのか?

説明していきます。

まず、料金によって、仕事の内容を変えるとする。
例えば、
①本当は、2万円の仕事だけれど、予算がなく1万円しかないから、
1万円分の仕事をする。
とか、
②値切られて、1万円で仕事を受けたから、1万円分の仕事をする。

そういった場合があると思います。

もちろん、お客さんにとっても、労働者にとっても、安い金額で行う事はメリットがあるように感じます。

安く何かを作り出すことが出来るということは、会社の企業努力ですからね。
1円でも安い金額の方が、得した気になりますよね。

但し、その場面でも、失っているものがあるということに気が付いている必要がある。

労働者は、2万円分の仕事内容だったのが、1万円分で済ますことになります。
とすると・・・・。

その労働者は、1万円分の経験しかできないという事。

対価である、1万円を気にかけた時点で、1万円分以上の仕事が出来なくなる。

そうするとですよ、その労働者の日々の生産は、
今日は、9,000円とか、今日は9,500円とか、7,000円とか、
そんな形で、1万円を超えることがない。

1万円を超える仕事が出来なくなる。

対価の1万円を超えないようにするという事は、どんどん自分の価値を下げる行為なんです。

筋力トレーニングが良い例ですが、
同じ負荷を与え続けても、筋力はアップしません。
ある程度の負荷を与えることにより、筋力はアップするわけです。

自分で、これくらいの荷物しか持てないと決めてしまえば、
絶対に、それ以上の荷物を持つことはできない。ということ。

そして、その筋力は、衰える一方。
もし、重いものを持ちたいいう事であれば、たくさんの筋力をつける必要があるわけです。
それが、仕事でいったら、対価以上の仕事という事になる。

対価を考えて、対価以上の仕事をしない人は、
それ以上の仕事が出来るようにはならないし。
対価以上の仕事を生み出すこともできない。

どんどんと下がり続けるしかないということ。

逆に、対価を考えず、対価以上の仕事をする人は、
それ以上の仕事しかできるようにならないし。
対価以上の仕事を生み出すようになる。

どんどん上がり続けるしかない。

仕事という物は、もちろん安ければ良いという反面。
それによって失っているもの(経験)もあるという事です。

労働者にとっては、今説明したような側面があるということ。

では、消費者にとってはどうでしょうか?
消費者は、お金を払うという行為をしますから。
もちろん、安い方がいいに決まってる。

同じ商品(同じ仕事内容)であれば、安い方が良い。
という事が分かりやすいです。

どこよりも安い金額で、同じ商品の提供が出来れば、
それは、その会社の企業努力ですからね。

但し、そこにこだわりは生まれない。
対価以上のものも生まれない。

社会全体で見ると、対価以上のものが生まれないという事は、
良いことではないですよね。

自分の子供たちに残す世界は、出来るだけ良いものであってほしい。

消費者にとって、
お金を払うという行為は、
この社会に対する投資と同じ意味があります。

安い投資しか出来なければ、安い未来がやってくる。
もし、その会社の企業理念が、あなたの描いた未来と一致しているのであれば、お金を支払う事によって、あなたの描いた未来に近づく投資になるということ。

使うお金によって、世界が作られるという事。

お金を支払う先の人々の想い。
どのような会社にお金を払うのか、
その会社はどのような想いを持っているのか?

お金を支払うという事は、その想いを応援する事。
お金の使い道が世界を作っているという事。

お金を払うという事は、未来に対する投資でもあるという事です。

ここで、労働者、お金を受け取る側に戻りますが、

巷で言われる、労働者の愚痴。
これだけのお金だったら、これしかしないよ。とか
もっと、稼げる仕事はないかな。とか
聞きますよね。

愚痴を言っているだけでは、何も解決しない。
どうしたらいいのか?と考えたら、

まずやらなければならないことは、
筋力アップです。

重い荷物を持つためには、筋トレをしなければなりませんから。
今の仕事で、負荷をかける必要がある。

負荷がかかった分だけ、自分の価値は上がる。
1万円の荷物しか持てなかった人が、2万円の荷物を持てるようになるということ。

個人単位では、そういう事。
そして、会社というのは、誰かと一緒に重い荷物を持てるようになる事。

一人では、2万円の荷物を持つのが最大ですが、誰かと協力することによって、5万円とか、10万円の荷物を持つことが可能になる。

そのためにも、お互いの投資は絶対に必要になります。
時間の投資だったり、そのままお金の投資だったり。
そういった、投資があるからこそ、成長することが出来るという事です。

個人個人が日々積み重ねている投資。
これによって、何かを生み出すことが出来ているのかなと思います。

仕事によって、生み出しているもの。
仕事によって、生み出したいと思っているもの。
その方向性。向かっているもの。
その方向が同じ人が集まったものが会社であって。

その方向が同じ会社や人に対して、人は投資をしようと思うのかなと感じます。

若い頃は、あまり感じることはなかったのですが・・・。

そうして考えてみると。
企業理念。って、大事なものですよね。

企業理念。という想い。
それに対して、
社員は、時間やお金を投資して。
消費者も、時間やお金を消費する。

そして、
その想いが社会を作る。
その想いが世界を作る。

目の前の世界は、
過去の人達の想いが形になったもの、
過去の人達の想いが生み出したもの、

そんな風にして出来上がった世界なのかなって思います。

だから、
この先の未来の世界は、
僕たち、私たちの想いが形になる。

子供たちに残す未来は、
僕たち私たちの想いによってできている。

のかなって。

良い想いで、良い社会になるといいな(*‘∀‘)


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