田舎のご馳走!イノシシ俺ならこう食べる選手権
どうも、山で暮らして一年ちょっとのイワハシです。まだ寒さには慣れないのでガタガタ震えながら過ごしております。
■イノシシ肉は急に現れる
この前、いつものように家につくと倉庫に灯りがついていました。その倉庫は大家さんのもので夜に開けていることは珍しいなぁと思ってみると、巨大イノシシが横たわってました。
写真はグロテスクすぎて撮ってもどこにも出せないので撮影すらしませんでした。わかりやすく例えると、進撃の巨人に出てくる超大型巨人のイノシシ版。
なかなか大きいサイズで聞くと70キロ越えの大物でした。大家さんは頼まれるとイノシシを捌いていて、今年に入って既に3匹も捌いたそう。そんな大量に入る冷蔵庫はないので、僕にもおこぼれが貰えました。
どこの部位かよくわからないですが、量ってみると約900gありました。焼肉とかステーキって一人前200g前後なんで4人前とちょっとぐらいです。僕は一人暮らしなので4日は生き抜けます。
■イノシシこう食べる選手権
全国のイノシシをどう食べたらいいか迷える移住者に伝えたい。イノシシ俺ならこう食べる選手権を開催します!!
僕もそんなに詳しくはないんですが、実践したことがある食べ方を紹介します。
■シンプルな焼肉
いちばん楽というかとりあえず焼いて食ってみてぇ〜って人にはド直球の焼肉スタイルに挑戦しよう。まずは切るところからです。
イノシシのお肉は分厚く切るとかなり硬くなるので、自分のできる技量の限界ぐらいで薄く切りましょう。切るときのコツは生だと上手く切れないので冷凍して半生ぐらいにして切りやすい状態にするのがおすすめ。
マジでちゃんと柔らかい状態で食べたい人はタマネギやオリーブオイルに漬け込んでから焼くのがいいです。
焼いて料理酒をかけて蒸し焼きにします。そこから塩コショウをかけたらもう完成。焼肉のタレとかをかけてもいいんですが、それじゃあ他の肉との差がほぼなくなるのでシンプルな味付けがいいと思います。
これでビールでも飲めば最高よ(ほぼビール効果)
■猪鍋
イノシシといえば猪鍋って人が多いです。ぼたん鍋とも呼ばれますねイノシシは牡丹、シカはもみじ、ウマはさくらって呼ばれます。
猪鍋するなら脂の多いところを使え!
イノシシ美味しいところって実は脂の部分だと言われてます。これを知らないと脂身を捨てちゃったりするんですが、ここが大事な部分なんです。冬を越えたイノシシは脂が多くなって食べごろ。
出汁は味噌ベース
入れる調味料(4人分)
お味噌を2種類入れるのがポイントですね。別に一種類でもいいと思いますが、まぁ好みで分量は調節すればええやん。
入れる具材も好きなの入れたらええやん
僕は春菊、大根、長ネギ、シイタケ、豆腐を入れて食べました。ニンジンとか他のキノコ類を入れるものいいかと思います。
イノシシの肉は火を入れすぎると硬くなるので、食べる量だけ鍋に入れて煮込むのがオススメです。お味噌の風味がするスープにイノシシの脂が溶け出したらウマウマです。野菜もいっぱい採れるのが猪鍋のいいところ。
■イノシシの角煮
僕的にいちばん柔らかく食べれるのが角煮じゃないかと思ってます。前にイベント出店でもイノシシの角煮丼を振る舞いましたが、評判は上々でした。またやってくれという言葉も聞いたような聞いてないような。
作り方はカンタン
イノシシ肉をフライパンで焼き目がつくまで火を入れます。
次に炊飯器にイノシシ肉を入れて全体が浸るまで水を入れて、長ネギの青い部分と生姜を入れて炊飯します。
炊飯が終わったら、長ネギと生姜を出して以下の調味料を入れます。
これでまた炊飯したら完成です。お米に乗せたら角煮丼、そのまま食べればお酒にも合うと思います。
これは脂が3赤身が7ぐらいのバランスの肉でやれば美味しいと思います〜脂ばっかりよりは赤身があったほうが食べ応えがあります。
■まとめ
他にもイノシシ肉料理はありますが今回はここまで!カレーに入れると美味いっとかも聞きくので、また違う料理に挑戦したらお伝えします。
<おわり>
サポートして頂ければ、そのお金でいっぱいご飯を食べます。(本当は将来のゲストハウス経営の為の軍資金にします。)