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#読書感想文
【読書の記録】⑤猫のお告げは樹の下で
猫のお告げは樹の下で(青山美智子/宝島社文庫)
青山美智子作品は人の心を穏やかにする。僕はそんなふうに思っているからよく手に取る。でも、今回のこの本は穏やかにするというよりは大事なものに気づかせてくれたように思う。
その大事なものは
・伝えるということ。
・決めつけが自分を苦しめること。
・夢を持つということ。
この3つだ。どれも生活していく中で無意識に大事じゃなくなってしまっているように思う
【読書の記録】④麦本三歩の好きなもの 第1集
麦本三歩の好きなもの 第1集(住野よる・幻冬舎文庫)
この本の作者である住野よるさんの本は「君の膵臓を食べたい」をはじめ3作読んだのですが、これを書くにあたって初めて住野よるさんの情報を調べました。そこで知ったですが、男性の方だったようです。女の子が主人公である作品も多く、女の人目線で描かれていたので勝手に女性だと思っていたので驚きました。
この物語は自由で普通だけど周りよりちょっと仕事ができ
【読書の記録】③鎌倉うずまき案内所
こんにちは、shunkohです。やっとこさ1冊読み終えました。今回読んでいたのは好きな作家の1人である青山美智子さんの『鎌倉うずまき案内所』という本です。
この本は6つの物語が時代を遡りながら並んでいるのですが、それぞれの主人公は悩みを抱えると見ず知らずの場所に迷い込んでしまいます。そこに必ず現われるのが「鎌倉うずまき案内所」です。その中に入ると外巻と内巻という2人のお爺さんがオセロをしています
【読書の記録】②表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
こんにちは、shunkohです。今回はオードリーの若林正恭さんの紀行文『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』という本を紹介します。
この本はオードリーの若林さんがキューバに旅行に行った時の感じたことなどが本人の文で書かれています。(※文庫本はキューバ旅行に加え、モンゴル旅、アイスランド旅、コロナ後の東京について書き下ろされている。)本人が書いているからこそ捉え方に良さを感じる本であった。若