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喚く。現代詩。

寂しくなって

喚く

なんとなく

ひとりの部屋

喚く

わかってる。

もう

楽に行きたかった。

それだけだから。

ぼくは

1人なの。

わからないから

喚く。

なんとなく

知っているから

喚く。

僕というにんげんを

ぼくは

許していたから

喚く。

すごく

喚く

それなら

幸せになるの。

わからないから

喚く。


本当に

何が

正しくのだろう。

わからないよう。

実は

知ってるのにね。

大変だから。

頑張ってるふりをしてるの。

大変だから。

そんな顔をしてるの。

大変ねって言われたいのかな。

言ってほしいんだね。

それも知ってる。

だからさ。

なんか

なんかさ。

喚きたくもないのよ。

本当のところ。

寂しいときに

抱きしめてくれる人が

そばにいてくれたら

いいのよ。

なんのために

生きてるの。

そう言われたら

いまなら

そう言えるかな。

やっぱ

心の中なら

言えるかな。

寂しいって。



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