TVニュースで人はネガティブになり、時間を奪われる
最近、気がつくとテレビのニュースに食い入るように見ていませんか?
恐らく某ウイルスの関連情報が次々と流れているからです。
ふと思いました。
TVニュースは時間の無駄だと。
そして人々をネガティブな気分にさせて、やる気を落としている。
そう捉えるようになりました。
僕の見解として、TVニュースはネガティブなエンタテインメント(娯楽)に等しいものだと考えています。
その主な理由は、TVのニュースは感情で伝えられ、誇張されているからです。
時に理屈に合わない感情的なトークをして、自分の体験談を面白おかしく自虐ネタにするバラエティ番組と同じ。
それは何故か。まとめていきます。
TVニュースは放送時間が決められています。
故に、一つの記事の全ての情報を載せるのは不可能です。
勿論新聞であろうがネットニュースであろうがすべての情報を載せているとは言えないですが、TVニュースはそれが顕著に表れている物だと思います。
その限られた放送時間の中で、TV側は自身の利益のために何とか内容を工夫し、視聴率を上げなければなりません。
あくまで自分の経験談ですが、大抵のニュースではネガティブな情報を誇張して発信しています。
これは事実を偽って報道しているのではなく、沢山の情報からネガティブな部分を多く抜き出して報道しているのです。
ニュースをずっと見ていると、「なんでこんなにネガティブなニュースばっかりやっているんだ」と思ってしまうほどです。
考えて欲しいのですが、ニュースってネガティブなものばかりだと気づきませんか?
記事の内容だけでなく、アナウンサーが暗い声のトーンで喋って、「〜すべき」「〜しなければならない」を連発して、視聴者の不安を煽っていると感じませんか?
その理由はメディアが自分の記事を見て欲しいからです。視聴率を上げて利益を得たいのです。
時間がある方はニュースを読み上げているアナウンサーの声に注目してみてください。(NHKは全てのニュースを淡々と話していることが多いので私営放送がお勧めです。)
多くの人には、ネガティブなものとして受け取れるはずです。
何故ネガティブに受け取れるのでしょうか?
それはアナウンサーが感情移入しているからです。
TV局の詳しい内部事情は分かりませんが、恐らくこれは少しでも視聴者の注目を集めるためにネガティブな感情を付け加えるという工夫をしているのだと考えられます。
しかし、何故人間はネガティブな情報に強く反応してしまうのでしょうか?
人間には本来、ポジティブな情報よりもネガティブな情報の方を印象に残す「ネガティビティ・バイアス」という心理が働いています。
詳細については下記リンクをご覧ください。
このご時世だからこそ言えることですが、
「本日の感染者数」はメディアがつるした餌、だと言えます。
多くのTVメディアは今日の感染者数を毎日取り上げています。
増えたら騒ぎ、減ったら控えめに、しかし将来を不安に感じさせるような報道をする。
これも「ネガティブな情報を報道して視聴率を稼ぐ」というメディアの基本戦略です。
いつまでも同じ事を繰り返しているTVを僕はこう思います。
どうでも良い。
興味があるない、内容が良い悪いとかじゃなくて、どうでも良い。
情報の正しさはどうあれ、そんなものに踊らされ、自分の時間を失う。さらにはネガティブな情報によって自分の心までネガティブ思考になり、「この世は今後どうなるのだろう」「これからどうしていけばいいんだろう」という不安を煽られている。
そんな人が周りを見ていても多すぎます。
勿論メディアは事実を報道していますし、今後の自分の行動を考えるためにニュースを見ないと逆に不安になってしまうという方もいらっしゃるでしょう。
勉強のため、情報収集のため、時間が余って暇つぶしのため。そのような目的であれば全く問題はありません。
しかし、ニュースを見てネガティブになり、気分を落とすといった自分にマイナスになるようなことはしないことをお勧めします。不幸になってしまいます。
コロナとの闘いではなく、現実にはメディアとの闘いであると言うことも出来ます。
因みにですが、ネガティブなニュースを多く報道している日本のTVニュース番組とは違い、ポジティブなニュースだけを記事にしているコンテンツもあります。興味のある方はぜひ、下記リンクをご覧ください。(英語圏のコンテンツです)
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