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カクコツ|人間は成長するものだなぁ、いくつになっても!ということを身をもって知る。

所属する草野球チームの納会が
12月初旬にありました。
納会の後にも試合があって、
そこで肉離れを受傷する
という
ポンコツはわたしですが。

練習や試合以外で会うのは
久しぶりとあって、
なかなかおいしいお酒となりました。

20人ほどいる選手の平均年齢は50歳ほど。
草野球とはいえ相当なおじさんチームです。
年齢だけではありません。
選手たちのプレー経験も
小学生のときに町内会のチームで」
「中学で野球部に入ろうと部室に行ったら
怖い先輩たちに睨まれて諦めました」
「入部したけど、ずっと球拾いと
 声出しばかり
で辞めました」
「野球は観る&語り専門でして」
 という素人ばかり。

チーム結成当初は確かにたいへんでした。
何せ、投げればボールが真横の人に当たる
バットを振れば当たらないのは当然で、
そのくせやたらと
有名プロ選手の真似をしたがる
体力・筋力がないので
反復練習が苦手というかできない
まるでマンガのようなチームです。

これがですね。
上手になったんですよ。
ホントに。

別に、毎日自宅で素振り500回とか
専門家の個人レッスンを受けたとかじゃなく、
月2回ほど集まって
練習(もどき)を続けただけで。

いや基本的には変わりませんよ
なんと言えばよいのか…
たとえば、打席に立てば4回のうち
3回は三振して帰ってくるのですが、
残り1回はなかなか良い当たりを
打つようになったとか。
たま~に試合でフライを
キャッチできるようになったとか。
極まれに内野手がダブルプレーを
取れるようになったとか!

結果はそう変わらないけれども、
確実に上手になっているのがわかるのです。

そんなおじさんたちの成長を見るにつけ、
ああいいなと。
このチーム好きだなと。
だってそうでしょう。
何の役にも立たない球遊びを、
好きだという理由だけで
続けているのです。いいオトナが。
まるで、見返りを求めない無償の愛。
これを素敵と言わずして何と言う。

野球が流行っているわけでもない。
会社や仕事場では「野球なんてオワコン」と
軽んじられているかもしれない。
家族には呆れられているかもしれません。
できるからって尊敬されるわけでもないし。
実際そう上手くないけど。

それでもプレーを続けていると、
間違いなく上手になるのですな。
人は、それを成長と呼ぶのかもしれません。

「成長」
「自己実現」
「モチベーション」
「向上心」
「目標」

みんな何か違うな。

気の合う仲間と好きなことを
ボチボチのペースで続けていると
いつの間にかちょっと
気持ちよくなってくる。
そんな感じ。
しかも年齢は関係ないようだ、と。
何て言うんだろ。
いい言葉が浮かばないなぁ。

とにもかくにも、
いくつになっても、
もっとよくなることがある。
それを身をもってわかったことが、
2021年最大の成果かもしれません。
来年もこのポンコツ中年野球団で
プレーするためにも、
まずは肉離れを早く治さなければ!

【今日のカクコツ】
原稿のフォントや書式も気にしてみると、
文章の雰囲気が変わります

原稿のフォントって、
種類によって文章の雰囲気が変わりますよね。
明朝系はちょっと硬い感じ、
ゴシック系は逆に柔らかい感じ。
ネット記事はほとんど、
細めのゴシック系で掲載されていますね。
タイトルや見出し以外は。

書くときも、いつも同じファントではなく
メディアによって使い分けると、
文章を“書き分ける”イメージが
つかみやすいかも

書籍や雑誌はまだ縦書きが多いですよね。
書くときは横書きでも、
送稿前に縦書きで表示したり
プリントアウトして読んでみます。
1行の文字数もメディアに合わせて設定。
そうしてみると、
文章の読みやすさやリズムが変わります。
読点の打ち方なんかも変わると思います。

フォント選びでひとつ注意したいポイントが。
文字幅が自動的に調整される
プロポーショナルフォント
(可変幅フォント)です。
ネット記事では問題ないと思いますが、
1行の文字数が決められている書籍や雑誌では、
原稿に使うのは避けた方がいいかも。
行数計算が面倒になるからです。
編集者やデザイナーの手間を
増やすことにつながります。

まあ、文字数はワープロソフトで
簡単に計算できますから、
そう神経質になることはありません。
改行位置が変わって
行数が増えることがある
ので、
その点は校正時に注意したいですね。


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