あなたには、「秘めた思い出」はありますか？映画『ラストレター』いい映画でした

皆さんは、家族やパートナーにも言えない思い出ってありますか？そう、「言えない」んですから、男女の思い出ですよ。そう折角なので、今から６０秒だけ、５年前、１０年前、３０年前、５０年前とさかのぼっていくお時間をとってみてください。

はい、どうぞ。昔に戻って！！！

さあ、昔の切ない思い出を味わってみましたか？

映画『ラストレター』は、そんな切ない思い出を喚起させてくれる映画でした。そして、人間の感情って白黒つけられるものじゃないってことを見せてくれた映画。今は、家族や恋人がいる人も、昔の初恋の人は何してるんだろうかって、ふと思い出の場所や昔のグッツを手に取ったりすると思い出しますよね。その感情は、好きとか愛っていう言葉では表せない何か。そして、二度ともどならいと知りつつも何か期待めいた複雑な感情。

私も年を重ねることに寂しさを覚えつつ、その年齢だからこそ味わえる過去がある。今が幸せだから、どうでもいい過去を時折思い出し、空を見て深呼吸をしたくなる気持ち。そうして、人は良い思い出を胸にいずれ旅立っていくんですね。

日本に来て、確信を持って、決めたことがあるんです。

それはね、「ああ、楽しかった。ありがとう」って、思える今を生きること。こうしてnoteを書いている時間だって、人生では貴重な時間だけど、「今」を残しておきたいって思って続けている。あの時、あんなことを考えていたんだってね。

日本に帰って、フツーに仕事して、フツーに年をとって、フツーに旅立つっていう選択肢もあります。でも、また海外へ出ていくっていうことを選びました。仕事でもプライベートでも、「ああ、楽しかった」と、そのひと言が言えるように今を精一杯生きていこう、そう決めたんです。

いるかのこんなまったり話を最後までお読みいただき、ありがとうございました。また、日本以外の世界から、今をお届けします。

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