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映画レビュー「イエスタデイ」

映画のような夢を見てますか?
映画は映画館で観たい小山コウ二です!

noteのパスワードを忘れて、めんどくさくなって更新してませんでした(汗)

その間、観てた映画レビューが下書きに残ってますが、それほど面白いとは思えなかったのでそのうち投稿に後回しして、今回は、久々に好きな監督の映画を見たのでレビューします!久々の投稿ですみません!

さて、観てきたのは結構前に封切りになってた映画「イエスタデイ」です。

映画「イエスタデイ」

すでにご覧になった方も多いでしょうね。
特に、ビートルズ好きや、僕と同じ世代の映画好きの方は即効見に行ったのではないでしょうか?アカデミー賞受賞監督でもあるダニー・ボイル監督の最新作です。

物語は至って簡単で、よくありがちなバイトで食いつないでいる売れないミュージシャンがドッカンと売れちゃう話です。これが、ダニー・ボイル作品っぽいおとぎ話になっています。

「こんなことが起きたら僕の人生はどう変わるんだろう」

誰もが一度は経験しちゃいそうな〝自分の不遇や才能の無さ〟を感じて夢や理想を捨てそうになった時に考えちゃう妄想。その妄想を映画にしちゃうのがこのダニー・ボイル監督の醍醐味です。

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プロローグのあらすじはこんな感じ。

主人公ジャックは、イギリスの小さな町に住む売れないミュージシャン。幼馴染で学校の教師でもあるマネージャーエリーと、いつか大勢のオーディエンスの前で歌を歌うのを夢見て、近所のスーパーでアルバイトをしている。大きなフェスの出場が決まって意気揚々と望んだライブだったが、ジャックの会場は小さなテントでオーディエンスは友達や、休憩している家族連れだけだった。
〝自分には才能がない〟と、引き止めるエリーをよそにミュージシャンをやめることを決意したが、その直後交通事故にあってしまう。奇跡的に一命をとりとめ、快気したジャックにエリーが新しいギターをプレゼントする。〝何か弾いて〟と、ジャックはビートルズの往年の名曲「イエスタデイ」を弾き語り始める。
ケリーと友人たちは〝そんな曲いつ作ったんだ?〟と、あっけにとられてしまった。そう、誰もが知っているビートルズが世界の歴史から消えさっていたのだった。

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見所は、何と言っても、世界を代表するバンド「ビートルズ」の名曲の数々でしょう。そして、同じくイギリス出身で今をときめくミュージシャン「エド・シーラン」本人が助演俳優として参加していること。イギリス音楽が好きな方にはたまらないと思います。

ダニー・ボイル監督作品は、いつも新旧の音楽を多用し、音楽の使い方と映像の見せ方にもこだわっているので、今回も音楽好きなオシャレさんたちの好みになっています。

僕もビートルズの曲が好きですし、エド・シーランの自然な演技と俳優顔であったところが良かったと思います。でもやっぱり、主人公ジャックとエリーが良かったですね。共感できる映画らしいリアルな設定と関係性が、ちゃんと物語になっている感じが一番良かったです。

ぶっちゃけ、すげぇいい映画かというわけではないのですが、おとぎ話なのでいいお話です。

なので、この映画に現実的や映画的などんでん返しを求めるとつまらなくなるので、これらを求める方は見ない方がおすすめです(汗)また、昔のダニー・ボイル作品が大好きな人には物足りないでしょう。僕も、どちらかというと、シャロウ・グレイヴトレインスポッティングのダニー・ボイル×ユアン・マクレガーが好きなので。

でも、この作品を見終わったあとに深読みしてみると、この作品を撮ろうと思ったダニー・ボイル監督もそんな気持ちがあるのかな?とも思えます。イギリス愛を感じますし、主人公が選んだ結末を見るとね。

まあ、ダニー・ボイル作品が好きな方、そうでもないけど興味持った方はデート映画としてでもぜひご覧になって見てください。そして、感想があれば、ぜひコメントください。

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ビートルズといえばこの横断歩道のジャケットですよね。
主人公ジャックとケリーがそこを渡っているところがセンスいいですね!

映画「イエスタデイ」予告

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