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中途半端の美学

#週1note
ご覧のみなさま
水曜日のつかぴです!

第5のシーズン 5週目、
今回と次回で終わりです。



さて、「中途半端の美学」ですが
最初は「ニセモノ」というタイトルで
#週1note vol.1にて
自分のニセモノ感を書くnoteにしよう思っていました。

ですが
書くタイミングを逃し続け
それから、2019年の活動を通して
価値観がどんどん変わっていきました。

現在、乞食ガールズという名前で
アーティスト活動をしてますが、
最初から自分たちのニセモノ感はずっとありました。

芸もないし 才能もないし
技術も知識も教養もなく
センスとアイディアと準備の周到さで
これまでやってきました。

活動を重ねていくうちに
個展を企画したり
Tシャツやグッズを作ったり
衣装を作ったりとか

小さな挑戦したりして
アーティストという感覚より
思いついた自分 vs 実現する自分
って感じです。

人気でたり
応援してくれたり

期待に応えたい
その期待を超えたいとか

前ばかり向いて
基礎を完全に置いてきたまま
現在に至ります。

ここまでが「ニセモノ」の話。


そもそも、
アートに興味湧いたのって
乞食ガールズやり始めてからだし

それまでの一番の興味はバンドでした。

あくまで「バンド」であって
「音楽」ではないの。

超テクのジャムバンドもいいけど
歌モノで上手くはなくていいけど
世界観があるようなバンドが好き。

アイディアを取り入れたぐらいの時が好き
ラップ入れたり 変拍子にしたりとか
それらをモノするまでが好き

完璧になっちゃったら
なんか興味が薄れていく

中途半端な期間がとても好き
挑戦や実験してる最中が好き

結果はただの副産物みたいなもんで
良し悪しはもう誰かが決めてくれるし

あ、逆に、
世界観丸出しだったのに
急にポップ路線を踏み出した時期も好きやねんな。

乞食ガールズの作品だって
かっこいい写真より
少し気の抜けたぐらいの写真を
OKショットに採用してる。

最初は誰か一人にでも
伝わればいいと思ったけど
今はわかりやすいようにシフトしてる

乞食ガールズは
相当 POPやで。

人畜無害な表現をしたいとは
さらさら思っていないけどね。

老若男女、国籍・人種は問わず、
ただただ自分の楽しいの押し付けなの。

これが2019年、
乞食ガールズ10周年を通して
噛み締めている今の自分の手の内。




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やがて必ず
矛盾と付き合う日が来る。

本物の自由人になりたかったし
本物のアーティストになりたかった。

でも
小心者で真面目で潔癖な
自分がいる

なりたかった自分と
なれないことがわかってしまった自分

矛盾と仲良くなった時
中途半端な自分は
なんだか最強属性。

先月参加したイトナミダイセン藝術祭で感じた
中途半端な乞食ガールズの手応え

藝術祭って現代アートがメインで
でも開催地っていつも過疎地で
来場者って老人やら中年やら子どもらばっかで

現代アートなんてわかりにくいやん
乞食ガールズの作品はキャッチーで
わかりやすいし 地元で撮影した写真もある

会話の糸口もあるし
きっと感覚も感性もちょうど中間

架け橋にもってこいなの

中途半端なやつの需要は
まだまた計り知れないぜ!

結局、美学というより
好みの話でした。

ジャンルレス
カテゴライズ不要


ちょうどいいってことが
一番心地いいってこと!!






#週1note
今週も
ご拝読ありがとうございました!

いよいよ次週
第5期目にして2019年の
最終回です!

水曜日のつかぴでした!



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