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カリデシ・ギュヴェチ(エビのキャセロール)

2023年3月12日(日)

カリデシ・ギュヴェチ? キャセロール? 何それ?

今日はちょっとしたチャレンジ。

先月トルコで大きな地震が発生して甚大な被害が出た。阪神淡路大震災も1月17日という寒い時期に経験しているので、その時の状況と重なることも多く、厳しさも想像に難くない。

トルコは親日国で、そのきっかけとなった和歌山県串本沖で起きた1890年のエルトゥールル号の遭難事件のことは関西ローカルのニュースでは毎年取り上げられる。

もう18年も前のことになるが和歌山へ旅行に行った時にこの遭難事件のことを知り、慰霊碑に行ったりしたことがずっと心に残っている。

そんなトルコの震災からの復興を願って、トルコ料理に挑戦。
何せ世界3大料理の1つだからね。

しかし何の知識も無いのにトルコ料理なんてできるんだろうかと思い、「トルコ料理 レシピ」で検索したら、日本・トルコ協会のHPがヒットした。その魚介料理の最初に出てくるのが今日の料理だ。

ふむふむ。ざっくりしたレシピだがなんかできそうやん。元のレシピが5人分なので大体1/5の量で作ってみよう。

用意するもの

  • むきえび 100g

  • たまねぎ 1/4個

  • にんにく(チューブ) 2㎝

  • ミニトマト 3個

  • 牛乳 50㏄

  • パン粉 大さじ1

  • 塩 少々

  • 胡椒 少々

  • クミン 少々

  • バジル 少々

  • とろけるスライスチーズ 1枚

  • オリーブオイル 小さじ1

たまねぎは薄切りに。このたまねぎ、外側が傷み始めてふにゃっとしていたので取り除いたら正味20gくらいだ。
ミニトマトは縦に4等分する。

中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、たまねぎとにんにくを入れ、塩胡椒とクミンを加えて炒める。たまねぎがしんなりしてきたらむきえびとトマトを加えて炒める。

えびに大体火が通ったら、牛乳とパン粉を投入して煮る。(量が少なくて”煮る“にまで至らないが)

牛乳とパン粉が全体に行きわたったらそれを耐熱皿に移す。

その上に細かくカットしたとろけるスライスチーズを散らして、180度に予熱したオーブンで3分ほど加熱する。

チーズが溶けたら器を取り出し、バジルを振りかけてできあがり。

ほーっ! これがトルコ料理か。今までに食べたことがない味だが、うめぇー!

見た目はグラタンに近いが、バターと小麦粉を使ったそれとはまた違って重くない。牛乳とミニトマトのうま味とクミンの香りが混然一体となって異国情緒が漂い、ぎっしり入ったえびもぷりぷりで美味い。

あらためて元のレシピと比べると一味唐辛子を入れ忘れてしまっているのだが、入れたらピリッとスパイシーさが増してより奥深い味になるんだろうな。これはまた作りたい。

さて今日のこの料理のためにクミンとバジルの小瓶を買ってしまったので、これからどんどん使っていかないとなー。(GABANで揃えたかったけど値段が3倍くらい違ったのであきらめた)

トルコとシリアの震災からの復興を願っています。


明日もおいしいものが食べられますように!

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