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哺乳類とあのお菓子が光った!

光る生き物と聞くと「蛍」が思い浮かぶと思います。
お尻のあたりに体内で持っている2つの物質が混ざることで光ります。

今のところ、自身のアピール(多分異性向け?)のために光るのではないかと考えられています。

他にもクラゲなど発光生物は知られてますが、いずれも無脊椎動物です。
関連サイトを1つ紹介しておきます。

ところが、実は脊椎動物、もっといえば人間に近い哺乳類も多くが発光することがわかってきたそうです。

ようは、
125種類の哺乳類が光ることがわかってきた、
という話です。

しかも我々になじみ深いクマ・キツネと聞くとなかなか衝撃ですね。

ただ、これは前述のホタルとは異なる光り方をします。

先ほどから連呼している「光る」ですが、大きく3つのパターンがあります。
1.自身が発光源となる
2.発光源を反射して光ってみえる
3.発光源を吸収して光ってみえる

蛍は1ですが、哺乳類は2または3です。記事を読む限りは3が多そうです。

具体的には、紫外線を当てると体内の特定の物質がエネルギーを与えれて元気になり、それが可視光線の「色」となって我々の目に光ったと感知させてくれます。

理屈っぽく書いたので、「色を見る」という行為を物理的に紹介しているサイトを紹介します。

上記より図を抜粋しておきます。通常は可視光線に入らない物質が、紫外線を受けることでそのゾーンに変化することを指します。

出所:上記図

漫画に例えると、ドラゴンボールの孫悟空がエネルギーを高めてスーパーサイヤ人として光り輝くイメージですね。(流してください)

ただ、記事によると、哺乳類からこういった現象が確認されたが、その原因は不明とのことです。
ちなみに、同記事後半には、過去に人間の肌・歯・髪が発光したそうで、なかなか興味深い話です。

仮に生物の生き残り戦略だとすると、やはり蛍のように自分に気づいてもらうための能力を獲得したのでしょうか?ただ、紫外線を当てるという行為が必要なので、なかなか具体的な活用シーンが思い浮かびません。
もしかしたら、初期の哺乳類が生息していた時代は今よりも紫外線がつよかったのでしょうか?

と妄想を繰り広げても仕方がないので、日常に戻します。

実は、なじみのお菓子も紫外線を当てると発光します。

こちらです。(けっしてステマではありません^^:)

エリアによるかもしれませんが、子供のころから親しんできたロングセラーともいえるおなじみの飴です。

これがなんと紫外線を当てると光ります。1つ実際に行った記事を紹介。

ブラックライトという用語はみみなれないかもしれませんが、要は先ほどと同じ紫外線を出すライトだと思ってください。一応解説サイトをみつけたので張り付けておきます。もしたまたま手に取ったら、なかには刺激が強いものもあるので、取り扱いはご注意ください。

発光する成分は色素に紅花黄が使われており、この蛍光波長が500nm台(緑色)なので、ブラックライトでそこが刺激されたと想像できます。

パイン飴で光るなら、他にも周囲のなじみのものも光るかもしれません。
ぜひブラックライトを入手したら楽しんでみてください。

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