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#ショートショート
短編小説♯7 目の前に現れたのは?
迎えに来たのは
天使でもなく死神でもない、ただの少女だった。
私を迎えに来たのですか?いいえ。
連れてってくれるのですか?いいえ
じゃあ何をしに私の前に現れたのですか?・・・・
その少女は答えてくれなかった。答えて欲しかったことは、私は天国に行けるのか地獄に落ちるのか。
少女は後ろを向いて歩いていく。
私は1人にされるのが怖くて声を出したが、声が出なかった。音が無くなった。
後ろから
短編小説♯4 心に貼られた絆創膏。
ひどい雨に降られた。
朝の天気では、にわか雨とは言ってたものの帰る頃には止んでいると聞いていたのに。
予報は予報。外れる時は外れる。最近行った占いもそうだった。三ヶ月以内にできる年下の彼氏は現れることなく過ぎてしまい、幸せが近づいてると言われて近づいてきたのは、ストーカー化した元彼とマッチングアプリのヤリモク四十代自称社長。
運が尽きたのかな、そう感じて空から落ちてくる容赦ない冷たい弾丸にうたれ