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ネバーエンディング・ストーリー ジャンプ編

ネバーエンディング・ストーリー ジャンプ編

キャンパスに馴染めずにいた時、大学劇団の芝居を観に行った。

衝撃だった。こんな世界があるなんて。

「自分の表現方法を見つけた。」と思った。

劇場に座った瞬間からそのストーリーは始まったのである。

そこから授業もそこそこに、演劇にのめり込んだ。

幸い劇団の仲間とは、馬が合った。

その頃一番、演劇や映画を観たと思う。

今でも、財産である。

初めて大学の劇団の公演を観た2〜3年後、

改めて、その公演のビデオを観てみたが、ちっとも面白くなかった。

その時、その瞬間のタイミングというのがある。

自慢じゃないが、飽きっぽい性格と根気のなさで、何をやっても長続きはしなかった。

今まで、劇作活動を辞めようと思ったことはない。

演劇以外に、「これだ」と思った瞬間はなかったから。

初めて自分の足で劇場に行き、幕が上がった時から

今でも、ずっとそのストーリーにいる。

ネバーエンディング・ストーリーに。

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