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#146 風向きが変わるまでやり続ければ成功する

こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。

昨日は、みんなが面白いと思うものを面白がって進めることで成果に繋がるということについて述べました。

今日は、みんなからあまり注目されていないものを成功させるにはどうすれば良いのか?という話です。


〇注目されなくても面白がって続けるべし

木下斉さんとスパルタキャンプ塾長の中軽米真人さんの対談

木下斉さんとスパルタキャンプ塾長の中軽米真人さんの対談を聞いていただくと、注目されていないことでも『面白がる』ことが非常に重要ということがわかります。

塾長(スパルタキャンプ塾長の中軽米さん)のnoteでもこの放送が紹介されていますので、こちらのnoteもぜひ。

エキスパートの分野を形成していけば、どんな組織でも、自分のブランドは創れるし、どんな道だって拓けます。今回はスパルタキャンプを始めるまでの経緯などについてお話しております。

スパルタキャンプ塾長の中軽米さんのnoteより 筆者引用

ということで、対談では面白おかしく活動を続け、道を切り拓いていった経緯が語られております。

やり続ければ「失敗」しない

voicyの対談にコメントさせていただいたところ、下記の返事をいただきました。

途中で諦めたら単なる「失敗」ですけど、修正しながらやり続ければ「成功」になります。
勝負を降りなければ、絶対に勝つやつですw

やってみてすぐにうまくいくようなことは誰でも出来ることです。
すぐに出来ないことでも繰り返しチャレンジすることで出来るようになります。そしてやり続ければエキスパートになれるということだと解釈しました。

続けること自体が難しいのですけどね。
続けるには、周りの評価や数字に左右されずに自分軸で面白がって、やり方を修正してやり続けることも必要です。

やめなけば「失敗」はありません。

〇続けていれば風向きが変わる時はくる

とはいえ、続けているだけで必ず『成功』するものではないかと思います。

塾長もスパルタキャンプの立ち上げ時は受講生が集まらずに爆死されていたとのことです。そこから、倍率18倍に至るあるキッカケがあったとのことです。
そのキッカケについてはぜひ対談をお聞きください。

私もあるキッカケで風向きが変わったという経験があります。

個人商店開発からチーム開発への移行

私が新卒で入社してから務めている会社はシステム開発を行っています。

入社当時は社員30名程度のベンチャー企業で、個人商店の集まりのような仕事のやりかたでした。1人1人の能力が高く個々人の仕事の進め方に最適されている状態で、非常に高い利益率を実現していました。

新卒採用に力を入れ始めたフェーズで私が新卒4期目です。
そこから会社も成長していき、対応する案件の規模が大きくなるに従い、個人で受けきれないため複数人での開発するようになります。

それまでは個人商店的なやり方だったため、チームでの開発を得意としていませんでした。チーム開発とは名ばかりで、案件を分割してそれぞれが個人開発をするという状態でした。

作るのは早いのですが、一つのシステムの中の領域ごとに異なる実装になることでの弊害も多かったです。
特定の領域の問い合わせが集中した場合に担当者しか答えられなかったり、ドキュメントもないため引継ぎも難しく、担当者が退職してしまうと運用が困難になる状態でした。

私はその状態に早くから危機感を持っており、ちゃんとしたチーム開発の提案をしていましたが、個人商店型の方が実装が早く短期的な売り上げに繋げるには優位なため社内では受け入れられませんでした。
まぁでも自分はチーム開発のへの移行が必須だと思っていたので、自分の周りではチーム開発へ移行できるように準備をしていました。

私がエンジニアチームのリーダーを務めたプロジェクトではチーム開発を実践しプロジェクトは成功。そして運用フェーズに入っても安定した運用を続け、あとからチームにジョインしたメンバーからも対応しやすいシステムだと評価いただけました。

風向きが変わった日

そして、ある日風向きが変わりました。
並行して進んでいた隣の個人商店型のプロジェクトが炎上しかけました。ヘルプを増進してなんとか火消し出来たのですが、システム内の領域ごとに異なる実装で何人も何人も人が入って何とか火を消せたという状態でした。
この状態が繰り返されるとマズイという危機感が社内にも浸透しました。

そして隣の私のプロジェクトではチーム開発型で進めており、プロジェクトの佳境での人の増員にもうまく対応出来ており、社内にチーム開発を推奨する空気が作られていきました。

そのプロジェクトは成功に終わり、難しいプロジェクトをメンバーが力を合わせて楽しそうにやりきった点も評価され、その年の社内の最優秀プロジェクトに選ばれました。


チーム開発の重要性を信じ、どうすればチーム開発をうまく取り入れられるかを考えながら色々と試していたからこそ、自分がリードするプロジェクトでチーム開発を実現することが出来ました。

風向きが変わるまで続け、成功するまで続けることで評価がひっくり返る体験でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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