Motomi Kohakura

小波蔵 求実/ 趣味で一次創作を続けて早ンン年。イラスト・漫画・小説・手芸と広く浅くや…

Motomi Kohakura

小波蔵 求実/ 趣味で一次創作を続けて早ンン年。イラスト・漫画・小説・手芸と広く浅くやりつつ現在に至る/ よく誤字脱字やらかす;/ 個人サークル『えむ’s パレット』で時々オンライン同人誌即売会に出展/ TV(有壁・アメトーーク・Eテレ)、ミュージアム、巨樹巨木と寺社巡りも好き

最近の記事

商業漫画から離れンン年の自分が、漫画技法の分析的な本を借りて読み、久しぶりに最近の商業漫画を部分的に見たのだが「今はデジタル作画の人も多いだろうに白黒比は何十年前と大差ないな」と。特に週刊少年漫画では「白コマにフキダシ1つ」とかもで紙面の白か描線墨ベタで01に近い。速さ要求からか

    • 拙作語り㊿『郷邑秘録』と『公寓秘録』~『王宮秘録』外伝構想

      古代中国風歴史FTな一次創作小説『王宮秘録~景の国と顕の国』。 完結からン年経つ拙作ですが、実はスピンオフ的外伝の構想がありました(爆)。これももう、何年経っても書ける気がしないので、供養的に構想メモを残しておこうと(更に爆)。。 『王宮秘録』本編は、こちらから↓ (R15)王宮秘録~景の国と顕の国【PDF版】 pictSPACE - 創作活動を支援する同人専用自家通販サービス 『郷邑秘録』 「きょうゆうひろく」と読み、主に顕国に属し諜報活動を行う間者たちの郷里である

      • 【短め読書記録】『海之怪 海釣り師たちが見た異界』高木 道郎 著

        これだけの表現にしてしまうと誤解の元となるのかもしれない、でも私にはこの本が『山怪』シリーズの海版のように思われました。それは決して「二番煎じ」的な悪口ではなくて。 山と海、場所は違えど、そこで事故・自死その他様々な理由で命を落とす人が居て、また不思議な体験をする人も少なくない「異界」。時代が変わり、技術や研究が進んでも、なお謎を残したままの世界である、と。 だから、自分自身が高校生の途中まで海のすぐ傍に住んでいて海の様々な表情を見、美しさも怖さも感じていただけに、『山怪』に

        • 【ミニ読書記録】『イミコワ英語 意味がわかると怖い話で学べる英文法』水谷 健吾、氏田 雄介  著 以前読んだ『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の百物語』と同じく氏田さんの著書だけに、世界観もかなり重複し 英語圏の人はこれ読んで怖いと思うかな、という素朴な疑問も湧いた

        商業漫画から離れンン年の自分が、漫画技法の分析的な本を借りて読み、久しぶりに最近の商業漫画を部分的に見たのだが「今はデジタル作画の人も多いだろうに白黒比は何十年前と大差ないな」と。特に週刊少年漫画では「白コマにフキダシ1つ」とかもで紙面の白か描線墨ベタで01に近い。速さ要求からか

        • 拙作語り㊿『郷邑秘録』と『公寓秘録』~『王宮秘録』外伝構想

        • 【短め読書記録】『海之怪 海釣り師たちが見た異界』高木 道郎 著

        • 【ミニ読書記録】『イミコワ英語 意味がわかると怖い話で学べる英文法』水谷 健吾、氏田 雄介  著 以前読んだ『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の百物語』と同じく氏田さんの著書だけに、世界観もかなり重複し 英語圏の人はこれ読んで怖いと思うかな、という素朴な疑問も湧いた

          【読書記録】『世界のヘンな研究』五十嵐 杏南 著

          「ヘンな」シリーズが好きだな、自分。 と素で思ったことは、さておき。 「ヘン」を形容詞で用いる場合、コトバンクによると ・普通と違っているさま。ようすがおかしいさま ・思いがけないさま を言うのだそうです。つまり「変わっている」「普通じゃない」ということ。 しかしながら、それは必ずしも悪口や批判めいたものになるとは限らない。 所変われば品変わる、と言う。他の場所では有り得なかったろうが、その土地なればこそ続けられてきた研究が、世界各地に確かに存在しているのです。 アメリカ国

          【読書記録】『世界のヘンな研究』五十嵐 杏南 著

          【短め読書記録】『怪奇的で不思議なものの人類学』廣田 龍平 著

          真夏のような暑さが続き、PCが熱くなりやすく、日々ハラハラしながら過ごしています(汗)。PCクーラーにUSBの卓上扇も回しつつ、手短に読書記録(さらに汗)。 いやもう、こう暑いとあれこれ滞る…絵コンテとかグッズ入稿用データ作成とか以下略…。6月にして、図書館から借りてきた本を読むばかりだなんて…偏った読書癖の持主なのよ自分、真夏に読む本なくなっちゃう(大困)。 「恐怖の村」シリーズという21世紀の都市伝説やネット怪談、そしてその映像化には、 反社会的異界を超自然的異界へと先

          【短め読書記録】『怪奇的で不思議なものの人類学』廣田 龍平 著

          本日放送分の「正解の無いクイズ」@テレ東から、回答する人工知能がChatGPTからGeminiになり 「車を乗り換えるように…」とのMC評 今のところ人間にとってAIは部下だし道具だから乗換にもなるが、何かの拍子に意志や感情を持たれたらコワい Geminiの初回答内容もコワかった

          本日放送分の「正解の無いクイズ」@テレ東から、回答する人工知能がChatGPTからGeminiになり 「車を乗り換えるように…」とのMC評 今のところ人間にとってAIは部下だし道具だから乗換にもなるが、何かの拍子に意志や感情を持たれたらコワい Geminiの初回答内容もコワかった

          拙作語り㊾~そういや昔こんなのも考えたことが以下略

          たわごとと流してほしい気持ちもあるのですが(予防線)。 超個人的な想像として、一夫多妻制の下でハレムや後宮や大奥のように男一人に対し女性ばかりが多数一つ所に暮らしていたら、無論一人の男の寵愛をめぐる女たちの争いも勃発するのだろうけども、一方で「いつ自分の許へ来るのか分からない一人の男の愛を待つだけなんて」と思う妻も出てきて、それこそ妻同士いい仲になってしまうというのも起こり得たんじゃないか、そんな記録って残ってないのかな、、と考えてしまうんですけど…おかしいですかね?(地)

          拙作語り㊾~そういや昔こんなのも考えたことが以下略

          映像化は商業ベースなので基本「よりウケる演出」に流れ 原作者があれもこれも納得、とは多分夢想であって 自分の作品を大切に思えば思うほど「作品が商売道具化されている、自分の手から離れていく」と感じるんじゃないかと そもそも作者が映像化想定で描いてるとも限らないし 問題は根深いと思う

          映像化は商業ベースなので基本「よりウケる演出」に流れ 原作者があれもこれも納得、とは多分夢想であって 自分の作品を大切に思えば思うほど「作品が商売道具化されている、自分の手から離れていく」と感じるんじゃないかと そもそも作者が映像化想定で描いてるとも限らないし 問題は根深いと思う

          【読書記録】東北の奥深さと底力を見た思いの書籍二冊

          たまたま借りて読んだ本が、続けて東北地方を巡り見聞き取ってきた件という内容であり、つくづく東京や関西の人たちが思い描くであろう東北像とは違う、かねてよりの力強さ・たくましさだけでなく、想像より更に何倍も敬虔でひたむきで、一方では先進的であり尖ってもいる実像を見た思いがしたので、読んでいて感じたこと考えたことを、まとめて書きたく思います。 二冊とは、【速報的読書記録】として過去記事に書いた 『荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録 東北編』(荒俣 宏、荻野 慎諧、峰守ひろかず 著)

          【読書記録】東北の奥深さと底力を見た思いの書籍二冊

          【速報的読書記録】『荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録 東北編』

          お化け・妖怪好きは世に多けれど、「妖怪に会いたい、恋もしたい」というアラマタ先生は際立った存在ではないでしょうか。 まだまだ読み始めなのだけど、のっけから衝撃度が大きくて、速報的に投稿してしまう(爆)。読了してからまた読書記録は改めて書こうとも思ってますけど…… 衝撃というのは、過去に国立科学博物館で企画展「化け物の文化誌展」が開催されたということ(調べてみたら2006年秋のことだった)…そして、その際「科学を看板とする科博が化け物なんぞを扱うとは何事か」という非難に対し

          【速報的読書記録】『荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録 東北編』

          梅雨明け頃迄に絵コンテがほぼ仕上がってないと来年中の発行が真剣に難しくなる…と重い腰を上げ、『六花稗史・四』絵コンテを再開しようと 日付を見て震えが止まらない(自業自得) ともあれ古武術関連書を図書館で借りることから始めねば… ほんと武術の稽古や戦闘の場面で筆が止まりがち(墓穴)

          梅雨明け頃迄に絵コンテがほぼ仕上がってないと来年中の発行が真剣に難しくなる…と重い腰を上げ、『六花稗史・四』絵コンテを再開しようと 日付を見て震えが止まらない(自業自得) ともあれ古武術関連書を図書館で借りることから始めねば… ほんと武術の稽古や戦闘の場面で筆が止まりがち(墓穴)

          【ミニ読書記録】『棒人間図解大全』MICANO著 絵心云々抜きに誰でも相応に描けるはずの「棒人間」の更なる可能性を見せられたというか…細部にこだわり、プラスの表現を追加すると「らくがき」「あくまで説明的図示」の域を超えるんだなと。老若男女やその関係性、ストーリーすら描写可能。凄!

          【ミニ読書記録】『棒人間図解大全』MICANO著 絵心云々抜きに誰でも相応に描けるはずの「棒人間」の更なる可能性を見せられたというか…細部にこだわり、プラスの表現を追加すると「らくがき」「あくまで説明的図示」の域を超えるんだなと。老若男女やその関係性、ストーリーすら描写可能。凄!

          全面箔で夏のポストカードを作製 完璧に残したい線は残し、抜きたいところを抜くようにデータを作るのは、それなりに難しいなぁと感じた←事情を察するよう。

          全面箔で夏のポストカードを作製 完璧に残したい線は残し、抜きたいところを抜くようにデータを作るのは、それなりに難しいなぁと感じた←事情を察するよう。

          【短め読書記録】『教えてくれたのは、植物でした』西畠 清順 著

          「プラントハンター」として知られる西畠さん。私が以前訪ねた小豆島で会ってきた、スペインから海を渡ってやってきた「千年オリーブ」の移植に関わった方であり、そんな縁から西畠さんの本は今迄『そらみみ植物園』など何冊か読みました。 が、こちらは過去に自分が読んだ本とはちょっと違うような印象を持ちました。植物に留まらず、自然、地球、さらには動物や人間についても冷静でありながら熱い視線でよく観察しておられるというか…そして、そこから実にまっとうな意見を述べていらっしゃる。「プラントハンタ

          【短め読書記録】『教えてくれたのは、植物でした』西畠 清順 著

          拙作語り㊽『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅻ>

          一次創作、古代中国風伝奇ファンタジー小説『群雄列伝』。 内容その他の詳しいところは過去記事(拙作語り㉟その他)を見て下さいという話ですが、そのうちの『下天の章・三 群雄割拠譚』は、中央政権が衰退し地方の有力氏族が帝都と天下を窺うようになった群雄割拠の人間界が舞台。 小説執筆から遠ざかり、今後何年経っても書くことがないであろう、篇ノ四後半部さらにそれ以降に書くはずだった展開のあらましを述べていこうと思います。 筆者自身が言うのも何ですが、かなりしんどい部分があります(予防線)。

          拙作語り㊽『群雄列伝 下天の章・三 群雄割拠譚』<Ⅻ>