ChatGPTでおすすめのパン屋さんを探してもらった話
こんばんはこぐまです。
最近世間を賑わせているAIチャットアプリ「ChatGPT」
簡単に利用できたり、会話のレベルが高いなどはともかく、なにより日本語で質問して日本語で返ってくるというハードルの低さが個人的にはとても嬉しいです。
1.自然言語と人工言語
社内TechBlogでも書いたのですが、「自然言語処理」という言葉を最近知りました。自然言語とは「私たちが普段、ごく普通に使っている言い回し、表現」のことで、それを機械が正しく理解するということはとても難しいみたいですね。
自然言語
「1たす1を計算して、その結果を教えてください!」
人工言語(プログラミング言語)
A = 1 + 1
Print A
自然言語の反対はいわゆる機械(コンピュータ)が理解できる言語、つまり人工言語(プログラム言語)ということになるようです。
ちなみに、上記の自然言語をChatGPTに伝えるとこんな風に帰ってきました。さすがですね!
2.ChatGPTの始め方
ChatGPTの始め方については、以下のサイトから、「TRY CHATGPT」を選択して、アカウントを登録すれば大丈夫です。(電話番号認証が必要となります)
すると以下のような画面になるので、もうここで、チャット入力欄(ピンクの線の部分)に日本語で入力するだけでChatGPTとの会話ができます。
私は、ChatGPTを愛称「チャットさん」と呼ぶことでとりあえず仲良くなれました!(笑)
では、「チャットさん」との会話を本格的に始めてみます。
3.まずは、自分が住んでいる場所について聞いてみる。
さて、まずはかるーい身の回りのお話から。自分の住んでいる市について
簡単に特徴を聞いてみました。
気になるのは最後の一文。
全国有数のパン消費量?市内には多くのパン屋さんがある?
へえ・・そうだったんだーと思いながら、もうちょっと突っ込んでみます。
すると、こんな回答が返ってきました。
「コスパン」?
市内に3店舗・・?
聞いたことないパン屋だなあ・・。ますます興味津々です。
さらに突っ込んでみます。
するとこんな回答が返ってきました。
へえ・・本当に3店舗もあるんだ!
と思って感心・・・したのもつかの間、
・・・
ちょっとした違和感を感じます。
4.・・・なんか住所、おかしくね?
というわけで、ググってみます。
・・・
・・・
どの町名も見つかりません・・。
よく見るとその先の番地もゾロ目だし・・
というわけで、「チャットさん」に指摘します。
なるほど、素直に謝って頂けました。しかし存在しない「コスパン」というパン屋さんに対し、最初は、
・・って言っていたわけで・・めちゃめちゃ話もりあげるのがうまいですよね!(大嘘なんですがw)
5.気を取り直してもう一度聞いてみる。
もう一度聞いてみました。すると・・・
別のパン屋来た!ww
2はなんかありそうだけど、1はもう名前からして怪しい(笑)
案の定、1の住所は存在しませんでした。2の住所は存在していましたが神社のわきの建物でした。
存在しないパン屋さんの自家製クリームチーズデニッシュが食べてみたい・・と思いつつも、だんだんチャットさんとの信頼関係が怪しくなってくるのを感じます。
そしてさらに・・・チャットさんが挽回しようと頑張ります。
また別のパン屋さんを出してきましたが、もう取手市以降の住所が明らかに存在しなさそうです。チャットさん、負けず嫌いなんですかね・・
一番ツボだったのは、「ながのパン」さんのアピールポイントで
「焼き立てのパンを提供しており・・」ってあるけど、、
「焼き立てのパンを提供しないパン屋さんってあるのかな・・?」
って思いましたw
そしてその後も・・
お店は変えず、住所の町名以下だけを次々に変えて、おすすめパン屋さんを教えてくれました。(存在しないけど・・)
このあたりでかわいそうだったので、いったん円満にお別れしました。
6.感想
おすすめのパン屋さんを必死に探してくれたチャットさんですが、
現時点では、地理に関することはまだまだ苦手なのかなと思いました。
Googleで「おすすめのパン屋さんを探して」と聞いた方が確実ですね。
私の希望には残念ながらかないませんでした。。
でも、日本語の応答はとても自然だなと思いました!
いわゆるWikipedia的なものの回答を探しているとか、
空想の小節をつくるとか、単純にAIとのチャットを楽しむという目的で
あればいいのかなと思います!
簡単にお試しできますので、ぜひぜひ皆様も素敵なAIチャットライフを!
最後にあがいてみました。
以下で答え合わせできます。まあ御察しの通り・・くそう・・><
読んでくださってありがとうございました!
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