若大将シリーズ ヴィジュアル推し2作品
こんばんは。
今回は若大将シリーズについて。
いままでこのシリーズのDVDは5000円と
高かったのですが、
来月9月16日(水)に2000円代の廉価版が
発売されて買いやすくなります。
それではスタート!
若大将シリーズは衣装が当時の最先端
若大将シリーズは以前にも取り上げましたね。
(左は青大将・田中邦衛、
右は若大将・加山雄三)
若大将シリーズの大学生編(1961~1968)の11作品を観ました。
だいたい東宝の映画は華やかで明るい色合いなのですが、特に若大将シリーズは衣装に気合いが入っていました。
大学が舞台で当時の洒落こんだ若者たちの物語なので納得です。
なかでもヴィジュアル面でもオススメの2作品を紹介します。
エレキの若大将(1966)
※アマゾンプライムで観られます。
アイビールックが楽しめる作品。
若大将より青大将(田中邦衛)のほうがいつも
めかしこんでいるのですが、
この作品の青大将はアイビールックがきまってます。
ゴーゴー若大将(1967)
(↓来月9月16日(水)発売)
このころが時代の転換点だったとわかる作品。
シリーズもので短いスパンで次々と作品が撮られているので、ファッションの変遷がわかります。
この作品でミニスカートが登場、服の色合いも60年代後半独特の明るい雰囲気に変わっていく過渡期だなと。
✔︎オール日本ロケ
✔︎ミニスカートが登場
✔︎色合いも鮮やかになりつつある
✔︎カーレースのシーンに力が入っている
これが推しポイントです。
1967年はグループサウンズが流行り始めた時期でもありますが、青大将も長髪(カツラ)でそれっぽい服装をしていて、67年らしさが出ています。
ミニスカートが流行りはじめた時期
1967年はミニスカートが流行り始めた時期。
本作は1967年12月31日公開なので、まさに
時代が変わり始めたときだったわけですね。
ただ、ミニ丈は↑の2つのシーンのみで、あとはずっと膝丈のスカートの女性しか登場しません。
次作の「リオの若大将」(1968)でも、一部の
女性はミニスカートですが、大学のシーンでは、膝丈のスカートの女性しか確認できません。
(↓9月16日発売)
あと、「ゴーゴー若大将」はお正月映画ということもあり、作品自体に力が入っていて
オススメです。
まとめ
若大将シリーズは衣装の面でいろいろわかったことがあって、かなり刺激を受けました。
「リオの若大将」もサイケな雰囲気もあり、
ミニスカート、プリントTシャツも出てきて、
ヴィジュアル的にかなり良いのですが、
日本のことだけを知りたいのに、リオに行ってしまうのが少しマイナス笑。
今回、紹介できなかった部分はまた紹介
します。
ではまた次の更新で。
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