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月に1度のやばい筋肉痛を自ら求めて、何になる?


きた

痛い…。
やはり、来てしまった。
普段やらない、あんな恰好やこんな格好をしたから。
寝転がって、向き合って。
私、今日はもう歩けません。




徐々にハードに

え?
何を想像しているんでしょうか?
やめてください。
ぷにぷにのお腹をじっと見つめるのは……。

「よろしくお願いします。」

「頭の上から見えない糸で吊るされるようにポジションをとって。」
「右手を挙げて、首を右に倒し、左耳をもって首を曲げましょう。」
「ぐるっと回して」
「反対も」

最初はゆっくりストレッチから。
徐々に筋肉トレーニングにうつっていき、
じわじわ腹筋をいじめる。
私はこういう、じわじわ系が……
苦手。
あぅぅぅ。
無理……。
だんだん、どうでもよくなってくる。

人生なんてはかないものよ。

それでも、あなたは上を向けと?

見上げてごらん、夜の星を。

普段使わない、腰や背中や太ももが……
悲鳴をあげます。

先生、「みなさん余裕ですね。」なんて、言わないで。これでもすごく

全身プルプルしますけど!?

太った身体にメスをいれる

自分のお腹をみて、
仕事を辞めてから5キロも太ってしまった体をみて、
それでも夫はいいというけれども、
やっぱりヤバいと思っていました。
だから、近所でママ友がやってくれる
美姿勢ストレッチとやらに月1回通っています。

そりゃ、私だって知っています。
毎日やるといいってことは。
でも、できないんです。
(…………だって、めんどうだから)

本気で決めた事じゃないことは、なかなか続きません。
でも、かれこれ1年以上続けています。
(まぁ、月1回だからね、近所だし)
ところが、一緒に通っているママさんは6キロやせたとの事で!?
「どうやって?」っと思わず聞いてしまいました。

彼女は毎日寝る前に、
子どもたちの寝かしつけをさぼって、
自分の体にフォーカスしました。
そのわずか10分~15分を使い、
毎日ストレッチを欠かさずやってきたそうです。
あとは、お風呂後の体重チェック。
それだけ。

それだけ!?
(いや、それができないからあなたはその体でしょ!)

そうか。
その話を聞いても、素直に真似できていない私。
(だって、支障がないもの)

痛みの代償

おそらく、自分で覚悟をもって決めたら
ダイエットも成功できるのだろうと思います。
今の私には、覚悟が足りていない。

このnoteは今の所、順調に毎日書けています。
この違いは?
やっぱり、「決めた」ことなのかもしれません。

思い起こすと、私は短距離走が好きで、
長距離走はめちゃくちゃ苦手でした。
中学校で1000m走がある日は、学校を休みたいほどブルーでした。

1000mも走るとか、意味不明。もうビリでいいから歩いてもいいですか?

そんな私なのに、どうして運動に通っているのか。
もはや、手放してもいいのかもしれないけど、
なぜか月1回通っています。
まさか……私ってMだったの!?
(いや、絶対違う。)

私にとって、この痛みの代償は
おそらく、つながり

全身筋肉痛になってでも、こうやって月1で通っているのは、
近所のママ同士のつながりの場であるからです。
実は、このサークルはうちの下の息子と同級生のママさんが集まっています。ほら、ママ友って上の子の時は不安で頑張って作ることは多いけど、下の子の学校イベントとかは把握しているから、積極的にママ同士繋がろうなんて思わないでしょ?
でも、この運動の場では下の子のつながりができるのです。
子どもが家に遊びに行かせて貰えたり、
情報交換できたり、今度は一緒にランチにいく約束もしています。
仕事を辞めて、人と直接会う事が減ったからこそ
このつながりは大きくなっています。

今の私にとって、ここは必要な場所。
だから、私は月1回のこの痛みを引き受けます。
(いや、自分の健康のためにもがんばれ)

読んで頂き、ありがとうございました。





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