見出し画像

ワンネス

ワンネスの考え方とは、この世界の全ては全て繋がっており
本当は1つの出来事というものです。
全ての物事には、表と裏があります。
光りと闇、陰と陽、精神世界と物質世界、魂と肉体、顕在意識と潜在意識…
こういう風に「対」になって存在しているものは表裏一体なのです。

表があるから裏があり、裏があるから表が存在できる。
ワンネスとはまさにこのことなのです。
例えば
悪い事が起きたとしても一見それは悪い結果を生んだり
不幸と思えるのかもしれませんがスピリチュアル的な目で見れば
それは悪いことではないのです。
ワンネスとはいつもそばにある事実のことなので
本当は誰もが知っているものなので特別なものではありません。
あなたそのものもワンネスの一部です。
ですが、
残念ながら人は「ワンネス」の存在、そして自分もその一部だということを
いとも簡単に忘れてしまう生き物であると言えます。
ではなぜ、『俺、私、僕』たち人間は「ワンネス」の
心を忘れてしまうのでしょうか??
それは
『俺、私、僕』たちがこの地球に生まれ社会というものの中で
生きていくときに「自我」が芽生えるからだと言われています。

「自我」は「自分は周りと違う」と区別化することで生まれる心です。
ですが、
残念なことに競争を強いる社会ではこの自我を
持たずに生きることは逆に難しいと言えるでしょう。
さらに、
自我が芽生えることで、相手を妬んだり、苦しみが生まれます。

そういったエゴや執着が多い人間ほど「愛」を忘れてしまいます。
ですが、この愛こそ、ワンネスを自覚し、感じる上で
とても大切なものとなってくるのです。
全てが1つだというワンネスの心は許す、受容するといった
「愛」というものがそもそものベースにあります。

その「愛」と自我は両極端のところにいるわけですから
自我の多い人こそ「愛」の気づきが必要でしょう。
ですが、それは悪いことではありません。
なぜなら人は「自我」を学ぶからこそ、人は「愛」の力に気づき、
全てを受容することを学ぶことができるからです。

人は愛そのものを学び、感じ、そして味わい尽くす為に
生まれて来たと言っても過言ではありません。
全てを司る宇宙の意志として、もともと人を「自我」が
ある生き物として作ったこと自体がこの大きな「愛」を
学ぶ為だとも考えることができるからなのです。
現実世界で様々な苦しみや悲しみ、嫉妬や憎しみと
いったことを体験することになるでしょう。
だからこそ、自我を解き放ち自分を解放してください。

愛を感じてください。

「ワンネス」はいつもそばにあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?