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【読書感想文】『アメリカの大学生が学んでいる「伝え方の教科書」』を読みました📚
こんにちは、ワタコーです。
先に今回の #推薦図書 を紹介させて頂きます。
アメリカの大学生が学んでいる「伝え方の教科書」という本です。
先日、ハーバード大生×関学大生の交流事業に参加して、物凄く良い時間を過ごさせて頂いたのですが、学生が用意していた話の内容はもちろんのこと、僕が何よりも印象に残ったのが「ハーバード学生の伝える力、エグくね?」ってことです。
少し話が逸れるかもしれませんが、簡単に私の経歴をお話すると、小学校低学年(小2〜4年)のころタイのバンコクに住んでて、高校の3年間は中国の北京に住んでおり、ib diploma(国際バカロレア)を所得した人物です。
そんな生活があったため、海外では頻繁にディベート・プレゼン・ディカッション・TOK(知の理論)といった演繹的な物事の伝え方を学んだのですが、学部生の頃にサボっていたのもあり明らかな差が自分との間に開いているなと感じました。
そこで、何を彼らは学んできているんだろうと関心が生まれ、手に取ったのがこのアメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書です。
この本は、当時(簡単に調べましたが、wikipidiaもなく現在も在籍されているかは分かりませんでした)ウィスコンシン大学マディソン校教授をやられていたスティーブン・E・ルーカスさんが書かれた著書です。
個人的にこの本をオススメしたいのは
・ 大学生
・ 人に気持ちを伝えるのが苦手な人
・ 発表や原稿執筆の準備の際に構成を何度も変更してしまう人
もちろん上記の人以外にも読みやすい構成の本なので手に取ってみる価値ありだと思います!
この本の最大の論点は「話す相手=聞き手をとことん調べ上げる」。これに尽きるのではないかなと思います。
誰に話すか?
何を目的に話すのか?
ゴールは何か?(聞き手がどうなるか?)
この3つが主軸になっています。
この本に書かれている内容のうち、ハーバードの学生が発表で使っていたテクニックを思い出すと個人的には
自分の立ち位置や専門を明確にする
メリット:何が自信のある考察か見える
冒頭に「ケーススタディ(エビデンス)」を入れる
メリット:注目を浴びる・問題を想像しやすい
専門的になりすぎない
使われてた単語は1つも難しい単語がなかった
メリット:英語が苦手な人が可能な限り話についていける
感情に訴えるテンポと表情
メリット:終盤まで話を聞こうという気持ちになる
挙げたらキリがないですが、上記のような
練習をすれば身に付く
技術を所々散りばめて発表していました。しかもおそらく
無意識的に
海外の人のプレゼンは学ぶものが多いのですが、何事も結局場数を踏んだ経験や練習回数(時間)だと思います。
この本は、じゃあ何を明確に練習すれば伝える力が身に付くのか?
そんな問いに答えてくれる本だと思います。
ちなみに僕の今回のブログのゴールは
あなたが伝えたいことを
伝えたい人に届けられるようにする
これに尽きます。
一人でも多くの人が「伝える力」に興味を持って思いを叶えられますように
ワタコーでした!またお会いしましょう!!
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