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【読書感想文】『FACTFULNESS』を読みました📚

本日の図書はこちらです。

先に言っておきます。

めちゃくちゃオススメです!

必読本です!





本日は以下の目次で記録していきます。

作品について

原作は、ハンス・ロスリングが書かれた本です。

この方は医師であり、公衆衛生学者の方です。

作品の中にもハンスさんが医師経験の中で感じたり、行動したりしたことがエピソードとして散りばめらており、『自分自身の経験』と『世の中の本質』とを照らし合わせて分かりやすく描写されています。

読書メモでは、出来るだけ『誰にこの本オススメかな?』って、考えてからその読んで欲しいなって人に向けてnoteを書く癖を努力しています。

ですが、今回は『全ての人』にオススメの作品として紹介させて頂きます。そのため、ほとんどが誰に向けてよりも自分の学んだことを、これから読む方や既に読んだ方が共感や意見をくださる場になればと願っております。






印象に残ったこと

この本は、『世界で起きている事実』と『自分が思い浮かべている世界』のギャップを修正してくれる本です。

現在、貧困層(レベル1と呼ばれる1日1ドル生活を行なっている人々)の割合が年々低下しています。

この現実的な数値改善に気づけている人は少なく、メディアによるネガティブなイメージが先行し、途上国は未だに進展がないと思われています。

実際、人間の脳は恐怖危険に敏感であるためどうしてもこのネガティブなニュースに目が入るため、自ら調査しない限りは、こうしたネガティブなイメージのまま世の中を見てしまうことがあります。

作品の中では、『ファクトフルネストは〇〇である』というまとめが各章にあります。時間がない方は、この部分をチェックするだけでも大変意味があると筆者は思います。

先ほどの恐怖のことに関しては

ファクトフルネスとは『恐ろしいものには、自然と目が行ってしまうことに気づくこと

とまとめで書かれてありました。

つまり、自らが危険を感じる情報に目がいっていること意識して過ごすだけでも俯瞰して世の中が見えるということです。

そして何より俯瞰するにはデータ(事実)を見ることです。



他にも、

ファクトフルネストとは『いろんなもの(人も、国も、宗教も、文化も)が変わらないように見えるのは、変化がゆっくりと少しずつ起きているからだと気づくこと』というのもあります。

日頃からニュースを見ることは学んだ知識をアップデートする意味では必須です。例えば、自然のジャイアントパンダが現在は増加傾向にあることを10年以上前の知識で補えるかと言った話です。

ゆっくりとした進歩はニュースになりにくい

日々のニュースチェックは世の中の本質を理解する上では大事で、特に可能な限り数値(データ)を収集して世の中の本質を理解していくことが大事だと感じました。






これからの行動

自分が正しいと思っていることは間違っていることが多いため、自分をいかに疑って、間違いに素直になり、他の人とも間違いを許し合える空気感を作る意識をしていきたいなと感じました。

データを今まで以上に理解し、これからのための予測を立てるきっかけになりました。全てが直線ではなく、S字だったり、コブ型だったり、もう少し深くデータを読み抜く能力を付けていこうと思います。

さらに細かいことに落とし込むと80・20ルール(p175)を使ってハンスさんのように家計簿を見直そうと思いました。






まとめ

全ての人にオススメの作品でした!

今回は一部しか紹介できていませんが、是非ご自身でお手に取って読み進めてみてください。世の中の動きが違ってみえてくるのと、疑う力(本当の意味で信頼する力)をつけるきっかけになると思います。

今以上に多くの人の手に届く作品になることを心よりお祈りしております。

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