見出し画像

クラフトビールの楽しみ方。自分好みのビアスタイルをみつけよう!(第2段)

クラフトビールの沼から抜け出せず、「世界一のクラフトビールを作る会」というFacebookコミュニティをビール好きなメンバーと運営してます。そこでほぼ毎朝投稿しているビアスタイルの記事を3つ紹介したいと思います。ビアスタイルを知ると本当にビール生活が楽しくなるので、騙されたと思って覚えてください^^

アンバーエール

ビアスタイル「アンバーエール」をお送りしたいと思います。
アンバーエールのアンバーは「褐色」という意味で上面発酵のクラストビールです。アルコール度数は4.0~5.0褐色。モルトフレーバーの醸し出すコクと、ホップ控えめのほど良い苦みと香りが特徴になります。フルーティーな香りは抑えめです。
ペールエールよりもローストされたモルトを使っているため、モルトの特徴が強調されます。焙煎されたモルトの香ばしさ、カラメルのような香りと甘みが程よいホップの苦味と絡み合うバランスの良いエールビールです。
日本のクラフトビールだとスワンレイクのアンバーエール、NESTアンバーエールなどがよくクラフトビールのお店においてあります。

「アンバーは褐色という意味」とうんちくを語りながら飲みたいですね^^

今日も素敵な一日を。

画像1

ヴァイツェン

ちょっと爽やかな風を吹かしたい。ビアスタイル、ヴァイツェンをお届けします。

小麦麦芽を50%以上使ったドイツの伝統的なビールです。バナナのようなフルーティーな香り(エステル香)と、苦みをほとんど感じない柔らかな味わいが特徴。苦味が苦手な女性にも飲みやすいビール。ヴァイスビアと呼ばれる事もあり、ヴァイスは「白」という意味
ここで気になるエステル香。「エステル香」とは、酵母の働きによって麦芽が発酵する際に生まれる香味成分。ヴァイツェンも「エール酵母(上面発酵酵母)」特徴としてバナナやリンゴ、プルーンなどフルーツのような香りになります。フルーティーなフレーバーを感じたら「うーんエステルだな〜」と呟きましょう笑

話を戻します。ヴァイツェンには、酵母を取り除かずビン内で後発酵させた濁りのある「ヘーフェヴァイツェン」、酵母を取り除いた透明な「クリスタルヴァイツェン」、色が濃い「デュンケルヴァイツェン」、アルコール度数が高い「ヴァイツェンボック」などがあります。

ヴァイツェンはたくさん販売されてますが、濁り好きとして銀河高原ビール 小麦のビールを紹介。銀河高原ビールは、岩手県の豪雪地帯で1996年に創業されたクラフトビールメーカー。小麦のビールは酵母入りのヘーフェ・ヴァイツェンで、伝統的なヴァイツェンの製法をもとに銀河高原ビールがアレンジしているそうです。アジアで最も権威ある国際ビール品評会「アジアビアカップ」では、2017年にヴァイスビア部門で金賞を受賞。ちょっと大きなスーパーでは見かけたことあるような気がするのであったら試しちゃいましょう。

画像2

セゾン

今日のビアスタイルは今、インスタでも投稿が多いヤッホーブルーイングの僕ビール君ビールの「セゾン」。ただ、これは解釈が多そうで…セゾン=季節。ベルギー南部で昔から造られていたビールです。農家が夏に農作業をする間喉の乾きを潤おせるよう、冬から春先にかけて造っていたようです。農家の自家製ビールなので、各家庭によって味が少しずつ違っており、やや酸味を感じほんのりフルーティーな味わい。現在は様々な解釈で多種多様なセゾンビールが造られているようです。

元々は野生にいる酵母(日本酒蔵の蔵付酵母のようなもの)で発酵させる自然任せのビアスタイルで、できあがるビールはまさに「自然の恵み」。
そんな神秘的でロマンあふれる製造方法に多くのブルワーが魅了され、たくさんのユニークな「セゾン」が生まれました。解釈が多くなったのはこの辺が要因かもしれません。

ピーチ・グレープフルーツ・ライム・ホワイトペッパーを思わせる、フルーティとスパイシーが混然一体となった複雑な香りを特別な副原料等は使わずにこのアロマが生まれるのがセゾンの面白いところ。

レモンやマスカットを思わせる香りが感じられる僕ビール君ビールはローソンで売ってます。読んだ後に飲むとまた美味しさが変わりますよ^_^

画像3

土倉 康平(つちくら こうへい)

集客に苦戦しているプロダクトやサービスの課題解決や企業のブランディングをするマーケティングコンサルティング会社、株式会社SALT代表取締役。

コミュニティ(集落)の時代に合わせて地元である川崎市中原区の飲食店と地元の飲食店を愛するお客さんを繋ぐFacebookグループ、メンバー2,000人の「中原おうちごはん」とクラフトビール好きが集まる「世界一のクラフトビールを作る会」をリーダーとして運営中。

丸の内にあるStartup Hub Tokyoで起業する人を支援する起業コンシェルジュ、集英社アクセラレータ「マンガテック2020」メンター、明治大学商学部ベンチャービジネス論ゲスト講師。

明治大学登壇内容 日本経済新聞掲載記事 https://www.nikkei.com/article/DGXKZO60697400T20C20A6XY0000/

ありがとうございます! 新しいチャレンジに使わせていただきます。