【金井建設工業株式会社】トンネルの先にある光がやりがいへ。達成感を感じながら夢中になれる仕事
はじめに
みなさんこんにちは!
knowthプロジェクトリーダーのさよこです。
今回は、北海道の建設会社である金井建設工業株式会社さんに取材しました。
長年の歴史ある会社ですが、女性も在籍する自由で柔軟な社風が見受けられました。
建設業界ならではの仕事の楽しさや会社の風土について触れている内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてください!
事業内容
金井建設工業株式会社は、一般住宅だけでなく商業施設などにも携わり、創業70年近くの歴史があります。
ガソリンスタンドの施工を得意としていて、危険を伴う仕事であるため、北海道の建設会社ではレアなんです。
「ガソリンスタンドと言えば金井!」という程、北海道企業では大きな信頼を得ています。
社員の皆さんも「ガソリンスタンドは任せて!」と自信と誇りを持って働いていました。
夢中になれるやりがいのある仕事
「金井建設工業で働く仕事のやりがいは何ですか?」と伺ったところ、長谷川社長の印象的なお話を聞けました。
「トンネルを掘って、最後の山を掘ったときに、真っ暗の中から地盤が落ちて太陽の光が入ってくるわけです。あの光が入ったときのときの感動が未だに忘れられない。」
このように一度体験した仕事での大きな「やりがい」が、後の仕事のモチベーションへも繋がっていくことを感じました。
これは、デスクワークではない建設の仕事独自の体験的なやりがいですよね。
取材した皆さんに共通していたのは、モノを作る仕事の充実感が大きいこと、建物ができる過程も目に見えることから達成感や仕事に対する楽しさが生まれてくることでした。
「モノづくりの楽しさを実感しながら仕事ができる」
これが建設会社のやりがいです。
魅力分析
ここまで、仕事のやりがいを感じるエピソードや面白さについて見てきました。
ここからは、金井独自の会社の魅力や会社内部のコミュニケーションについて見ていきましょう。
Ⅰ.長い歴史と責任感のある仕事
創業70年近いということもあり、本社を構える西区では顧客からの大きな信頼を受けています。
彦坂さんは、今後100年続いていくような会社にしたいと将来を長く見据えている様子でした。
そのためには、「若い人の採用も一生懸命しなきゃならないし、若い人をどうやって定着させていくのか考えながら仕事をしている」と言います。
また、国の税金で建設作業を行っているため、その責任感や長い歴史で築いた顧客の信頼を維持することなど、金井建設ならではの特色が見えました。
この適度な仕事への責任感がまた仕事へのやりがいの一部になっているように感じます。
Ⅱ.柔軟で前向き、オープンな社風
長い歴史の会社というと、堅い社風のイメージを持つかもしれません。
そんなイメージとは裏腹に、金井建設工業には柔軟な組織風土がありました。
実際に柔軟さを感じたエピソードをご紹介します。
コミュニケーションに積極的な社内意識
金井には、社長自らテーマを提示し、そのテーマについて議論する、月一回の定期オンラインミーティングがあります。
そのテーマ(例えば・・・「安全」)について若手社員はどう考えているのか、社員とのコミュニケーションの場を作るために開催していると言います。
社長や幹部の組織づくりへの意識を感じますね。
他にも、社内には毎年変えているという会社スローガンが飾られていたり、給与体系をもっと良くするために計画しているところだと言います。
また、社員さんの年齢幅も広く、コミュニケーションで困ったことはないか疑問に思ったのですが、若手の社員と交流を積極的に取っていきたいと皆さんおっしゃっていました。
若手社員が作っていくこれからの金井建設が楽しみだ、といったように、新たな文化や時代に前向きな様子で、会社の幹部の「柔軟さ」を感じました。
自由な社風が特徴的
金井建設工業では、社長が実際に現場に出向いて回っています。
一般的には、現場や業務の報告を受けたりするものですが、社長自ら現場に出向いて社員と交流を図っていると言います。
そんな社長とは、ため口で話す社員さんもいるようです。
社長の積極的なコミュニケーション意識が自由で開放的な社風が作られていることが分かりました。
また、現場ではSDGs対策もしていたり、道が実施しているゼロカーボン政策の一環である「さっぽろエコメンバー」認定も受けています。
環境にも配慮し、様々な政策にも関わっている柔軟でオープンな組織であることが伺えました。
最後に
金井建設工業さんは、長い歴史がありながらも柔軟で自由という特徴的な組織風土を見ることができました。
仕事では汗水流して一生懸命、人間関係は困ったことがあれば相談できる居心地の良さがある。
そんな自然体でいられるような組織環境だと私は感じました。
私自身建設業界に対して大きな興味があった訳ではないですが、自分が長い時間をかけて汗水流して完成させた建物を見て感動しない訳がないし、それが確実な仕事のやりがいになる。
建設業界ならではのやりがいを学ぶことができました。
一方、金井の唯一の女性社員さんの泉さんは、こんなお話もされていました。
「コンクリートでできてるものを、この機械でこんな感じで壊してくんだ、それを人間が操ってるっていうのも面白くて。」
と、単純に重機という大きいものが動く様子が面白い!とお話されていました。
そんな日常的には体験できない迫力のある仕事風景が建築で働く面白味の一つだと感じました。
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