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【読書記録】解像度を上げる

久々に思考系のビジネス書を読みました!かなりの良書でした。
感銘を受けた言葉やイメージが鮮明になった言葉をお伝えします。もし気になったようでしたら内容は是非ご自身で確認して下さい!

「ふわっとしている」「既視感がある」「ピンとこない」誰かにそう言われたら。言いたくなったら。解像度が足りていない。深さ、広さ、構造、時間の視点から、解像度が高い人は、どう情報を集め、なにを思考し、いかに行動しているのか。
について答えを記載している書籍です。

一点だけマイナスポイントは「解像度を上げる」という言葉の解像度が低いことです笑

感想

(①抜粋)
オーバースペック
顧客の課題の大きさは決まっており、人物金等の経営資源を、必要以上にかけても、課題の大きさを超える利益が取れない。課題よりも大きな労力をかけているオーバースペックな状態になっていないか。

(①所感:使い所)
過大な人員や予算をかけているような業務を表現する際に言葉が思い浮かばず、「予算が多すぎるから減らそう」という発言をし、反発を招くことがあります。「オーバースペックだ」というとスペックが高いという前向きなイメージもあり角がたちにくくいい言葉です。

(②抜粋)
「アイゼンハワー元大統領は「計画( plan)に価値はないが、計画すること( planning)は役に立つ」と述べました。どういったステップを踏んで進んでいくのかという計画を立てること自体が、解決策の解像度を上げる一つの手法なのです。」

(②所感:使い所)
コロナ禍において外部環境の変化が早いこともあり、何度も計画を練り直していました。計画を立てることが目的になっていたと反省しました。具体的なステップまで落せるような計画を作れるように作り方を変更したい。

(③抜粋)
ゴールからの逆順でステップを考えるという方法も有効です。こうした将来の時点を最初に考え、そこから逆算してステップを導き出す考え方は、課題の「広さ」のところで触れた死亡前死因分析や、解決策の「深さ」のところで触れた「プレスリリースを書いてみてから、やるべきことを考える」といった手法でも通底している考え方」

(③所感:使い所)
物事をシンプルに捉えるいい案です。
事業計画も枝葉にこだわる複数の人の目に晒される中で、複雑な計画になっていきます。最初のアイディアに立ち返るためにシンプルなプレスリリースを書いておくというのを実践してみます。

(④抜粋)
長いスパンで物事を考えることで、他の人たちとは異なる道を選べるようになる

(④所感:使い所)
事業計画を作ると「そんなに時間をかけるのか」「もっと早くできないのか」という声が届きます。そんな際に利用したい言葉です。

資格試験での活かし方

中小企業診断士2次試験の学習方法で言うと、間接的にですが、①理論の応用力強化や③ライティングスキル強化の手助けとなります。
多年度生で伸び悩んでいる方は思考法関連の書籍を読んでみることもおすすめです。

その他おすすめ書籍

そのほか、私が感銘を受けた思考系の本をご紹介します。
下記書籍は特にオススメです!順次記事化もしていきます。


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