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環境破壊の最先端の牛が地球に及ぼす悪影響について

■本日のコラムの音声ver


■個人的に牛肉は一番美味い、でも・・・

先日僕はこんなツイートをしました。

それとこちらのツイート。

つまり、僕ら人間が基本的に大好きな牛肉を食べてる以上は地球の環境は破壊され続けているということです。そして牛を中心とした家畜は環境破壊の最先端であるということ、温暖化の原因の約50%は家畜(主に牛)であることを覚えておいてください。

車などの排気ガスよりも家畜の方が断然ヤバい。この事実はメディアに基本的に出てこないのですが目先の金にために全て隠蔽されてます。つまり、真実を伝えたらビジネスに支障が出るってことです。

例えば今世間では天然ガス、石油の消費を減らして電気自動車を増やそう!とかそっちにフォーカスされてメディアにバンバン出てきますが、牛などの畜産のことをメディアで見たことなんてないでしょ?全部金のために隠蔽されてます。頭に入れておいてください。

車などの運輸関係の排気ガスを減らしても効果が出るのには100年はかかると言われてますが、僕らが家畜にフォーカスして食べる量を減らしたりして工夫すれば数十年で効果は出ると言われてます。それだけ畜産が環境破壊に及ぼしてる影響が大きいということです。

まず牛が及ぼす環境破壊についてざっくりとここから書きます。

①牛のゲップによるメタン(温室効果ガス)の排出

これ知ってる方は多いと思います。メタンは温室効果ガスの1つです。今世界には15億頭の牛がいるんですが1分に1回ゲップをしてます。これが世界で排出される温室効果ガスの4%を占めてます。

例えば、日本全国で約11万台のバスがあるんですがそこから出る温室効果ガスは年間410万トンです。約21万台あるタクシーからは248万トン出てます。牛はなんと756万トンも出しててバスとタクシーの合計よりも多いんですよね。

※こちらから引用

②大量の水消費

こちらの僕のツイートを見てください。

今回はハンバーガーと牛丼に注目して欲しいのですがどんだけ水使ってんだって話ですよね?これらの水は牛の生産過程、もっと言えば家畜の餌に使われているんです。世界の水消費の3割は畜産に使われてるんですよね。

例えば、牛肉500gを生産するのに約10,000ℓもの水が必要で、ハンバーガーだけで言えばあなたがマクドナルドなどでハンバーガーを1個食べたら『 2ヶ月間ずっとシャワーの水を出しっぱなしにしてる 』のと同じくらいの量の水を使ってることになるんです。

今でさえ世界人口の40%以上、36億人が水不足に悩まされてます。これは今後も上昇すると予想されてて、今から約30年後の2050年くらいには人口が100億人になると予測されてますがその時には半分の50億人が水不足になると言われてるんです。近い将来、水や食料を巡って戦争や紛争が起こるかもしれません。

綺麗な水が飲める国は200ヶ国弱ある中の9ヶ国しかないと言われてて、日本は9ヶ国の中に含まれてます。本当に恵まれてますよね。ちなみに僕が住んでるカンボジア🇰🇭では水に困ったことはないですけどね。下記のサイトが参考になったので良かったらどうぞ。

今、海水を飲み水に変える、空気を水に変える技術などが進んでますが、「 誰かが何かをやってくれるだろう 」という安易な考えでは問題は解決しないので1人ひとり調べて、勉強して取り組んでいく必要があります。

③森林破壊

上記のツイートに書いてますが、アマゾンの森林破壊の原因の90%は家畜の飼育のためとすでに証明されてて熱帯雨林、森林は地球の肺と言えるんです。人間から肺がなくなったらどうでしょうか?そもそも生きていけないですよね。森林破壊が進むデメリットについては下記のサイトがおすすめなので貼っておきます。

ちなみにアマゾンの森林は今も1秒間にアメフト場ほどの広さが失われていると言われてます。それととも植物や動物もどんどん絶滅しています。

※こちらも発見しましたので勉強になります


④海洋汚染

アメリカでは家畜がなんと" 毎秒53トン " も排便してるんですが( アメリカだけで、やからね )こんなもん年間で換算したらどんだけの量やねんって話じゃないですか?これらの量の排便が川から僕の大好きな海に今も流れ続けてその結果、海の生物は今も死に続けてます。魚はもちろん美しいサンゴ礁などもです。

乱獲の影響もあるんだけどこのままでは2050年くらいまでに海の魚は全部いなくなるとも言われてるんですよね。

※ちなみにサメは世界で毎年4000〜5000万匹殺されててサメを獲る理由はフカヒレが主な目的なんですが、フカヒレって栄養とか何もなくてただ「 フカヒレスープ!! 」すなわち「 ルイヴィトン 」みたいにブランド化して安く仕入れて死ぬほど高い値段で先進国の人間に売って金儲けしてるだけなんで食べない方がいいですよ。

■僕が社会貢献するために今やってること

今大豆などの植物性の原料を使った代替肉が世間で注目を集めてて今後どんどん日本でも普及されるみたいですね。なんと味は牛肉とかとさして変わりながないみたいです!加えて今ヴィーガン( 菜食主義者 )の人らが世界でどんどん増えてます。日本でも250万人くらいいるみたいです。

ですが、僕は正直、牛肉食べたいです。今僕は

①牛肉を食べる量を減らす
②グラスフェッド・ビーフに注目してる

をやってます。焼肉大好きな僕は10日に1回ほど、月3回食べに行ってるのですが、これでも人によっては多いって言う人はたくさんいるでしょう。日本の貧困のことも勉強してるので、焼肉食べたことない人だって絶対にいるでしょうし。それを考えるともうちょっと減らした方がいいのかなとは思います。

グラスフェッド・ビーフに関して言えば草を食べて放牧により育ってる牛のことです。牛がストレスなく開放的に過ごせる上に、草食べてるから肉が赤身になるんです。

先進国向けに生産されてる牛肉はグレインフェッド・ビーフって言って小屋の中で穀物、コーンなどの(糖質)を餌にしてひたすら太らせて脂をたっぷりのった肉を生産するんですが、

僕は6月に日本に帰ったら東京か大阪で前者の肉を出してるレストランにでも行ってみようかなと思います。スーパーとかで調べるのもありだなと思ってます。

というのもここまでの話を聞けば後者の肉の方が穀物を生産するにあたって大量の水が使われてて森林伐採も行われてるので環境上良くないことはわかると思います。

前者は餌が草なので牛が💩して💩が土になってまた草が生えるし、水も使わないし森林伐採も必要なく温室効果ガスも削減できます。だから食べるのであれば前者なんですよ。

でもまだこの辺調べきってないのでグラスフェッドビーフが本当にサステナブルかどうかは正直まだ明らかにできてません。結局グラスフェッドの方が出荷するまで時間がかかるからその分水をめっちゃ使うって言ってる人もいるし。

だから引き続き勉強を続けていきますが、今日言いたいことは、1人ひとりがこうやって勉強しないと誰かに任せてるようでは社会も地球も絶対に良くならないということです。いい影響を発信で与えていきたいと思うので引き続き毎日書いていきます。ぜひ読んでください。

※牛肉に関しては下記のサイトから引用しましたしおすすめです


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