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【アナログ絵制作13】墨と紙

日本画制作の撮って出し投稿です。
前回に引き続き墨入れをします


【これまでのアナログ絵 制作記】
[イメージをふくらませる/想像]
その①初回:アイデア・ネタ出し、テーマ決め
その②資料を探して三千里以下

[ラフや下絵をつくる]
その③よし、一発だ
その④もくもく下絵をつくります
その⑤デジタルの恩恵
その⑥勢い・見切り・鮮度

[紙の準備をする]
その⑦アレしてる間にコレ
その⑧宇宙と一体化する

[下絵を本番の紙に写す]
その⑨じりじりチクチク
その⑩下絵続きwith手間賃とやら
その⑪かみにやさしく 

[墨を入れる]
その⑫線、線、面! (前回)

今8~9点を同時進行していて、前回から1枚だけ全体をお見せする投稿を試みてますが、今日それそんなに進めてない…!

絵の中にある物量と手の入り具合は比例しまして、お見せしてるのは比較的物量が少ないです
今日は他のをメインに手を入れてました

部分


ちなみに今の工程で使っている道具はこちら

筆・墨・絵皿・水

制作では墨を磨るほうが多いですが、今回は機動力重視で墨汁です
墨汁も絵具のように墨の粉+接着剤でつくられています。
接着剤は合成糊や膠など。
日本画で使う場合は接着剤が膠のものを選びます
絵具を使う際に膠で顔料を溶くので接着剤をおそろいにします


↑これ初めて使う紙です
ちょっとドーサ(滲み止め)の効きが弱かったので、ドーサを引き直して対応しました。引き直すといい感じになってうれしい
水彩紙と和紙の中間のようなふわふわ可愛らしい質感で、色をのせるとうきうきします

また使いたい。今年の推し紙になりそうです

こっちは雲肌麻紙。自販機を描いとるのがばれますね。


背景に墨を入れました

こちらで使ってるのは雲肌麻紙(くもはだまし)といいます。
日本画のド定番な紙です。
そのうち紙のことも話したいなあと思います

明日もう少し墨をやって、胡粉の作業に進みます。
本制作に入るとよくおなかが空きます

今日はここまで!

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