Kiyono Watanabe

株式会社ホリスティック・キャリア代表取締役 キャリアコンサルタント・羽黒山女山伏 「生命が喜ぶ生き方」を探究しています。「あたま・こころ・からだ・いのち」にアプローチする「ホリスティック・キャリア®︎」提唱者。羽黒山伏最高位既修松聖・星野文紘先達との共著書『野性の力を取り戻せ』上梓

Kiyono Watanabe

株式会社ホリスティック・キャリア代表取締役 キャリアコンサルタント・羽黒山女山伏 「生命が喜ぶ生き方」を探究しています。「あたま・こころ・からだ・いのち」にアプローチする「ホリスティック・キャリア®︎」提唱者。羽黒山伏最高位既修松聖・星野文紘先達との共著書『野性の力を取り戻せ』上梓

    最近の記事

    怖ろしいほどに愛おしい、生き物としての衝動。

    大学一年生の冬。 明け方、私は祖母の夢をみていた。 祖母からすると末娘の長女である私は、彼女にとって可愛くて仕方ない孫だったようで、常に惜しみない愛情を注いでもらっていた。 祖母は、私が物心ついたころにはリウマチで外出できなくなっていて、室内を押し車で歩く程度。一日中ベッドの上で過ごすことが多かった。それでも頭はシャッキリしていて、遊びに行くと、私はベッドのある部屋の畳にダラリと座り、日がな一日祖母とおしゃべりするのだった。 夢の中の祖母は、現実と同じくベッドの上に座って

    スキ
    30
      • あれこれ考えを巡らせた後、ちょっとだけ幸せを感じた話。

        先客がいた。 脚を思い切り投げ出し、背もたれを目一杯倒して、おそらく眠っている。 私はできるだけ体を薄くしながら蟹歩きをして、彼の前をすり抜けて自分の席についた。 日曜日、上りの新幹線。 持ってきた新書をカバンから取り出し、さあ読もうと広げると…… 狭い。 チラリと見ると、肘掛けを越した彼の肘と上腕が、私の座席のスペースを、 いや、「私の陣地」を侵していた。 うーん。狭い。 ちょっと嫌だな、と思いつつ、「あの、腕をよけていただけませんか?」と言うほどまで大幅に侵され

        スキ
        13
        • 大掃除の中に。

          今年もあとわずか。 コロナ禍も2年目ですが、振り返ってみると2019年が遠い遠い昔のように、今のライフスタイルは変化しました。 同時に、価値観や考え方が変わった方も多いでしょう。 具体的に、住まいを変えた方、働き方を変えた方、人間関係を変えた方……私の周辺にも多々おられます。 以前から語っておりますが、「コロナ前」に戻ることはなく、望むか望まないかに関わらず、時間も我々も、前進するのみなのです。 * * * * * * * * * * * * ところで、コロナショックを

          スキ
          7
          • 数じゃない。

            つくづく「数じゃないな」と思うことがある。 そのうちのひとつが、人間関係だ。 SNSで繋がっている人がいくら多くても、自分にとって大切な人間関係がなければ、心の充足がない。(私はね) ●理由が無くても集まれる、心許せる(拡大)家族がいて ●悩みを打ち明けられる友人がいて ●崖っぷちでひと肌脱いでくれる親友がいる ※「拡大家族」とは、血が繋がっていないだけで、家族のような繋がりを感じられる人たちのこと そして、 ●道端で困っていそうな人がいたら声をかけられる視野の広さがあ

            スキ
            12

            時々、自分に問いかける。

            子どもの頃から、「いつ死んでもおかしくない」と思っている。 持病があったわけではない。突然、大切な人を失ったわけでもない。 けれども、「誰にとってもそれは真実だ」と思っていた。 そして、大人になると、「子どもの頃から思っていたことは、正しかったんだ」と思うようになった。 元気だった人が突然亡くなったり、天災で命が失われたりすることを、数多く目にした。 パートナーと喧嘩になると、一日以上持ち越したくない!と、必死になる。 最期のやりとりがケンカにしたくはないから。 (その思

            スキ
            15

            秋のお出かけは、パーッと忍び屋敷へ。

            突然ですが、この情報開示・オープンソース真っ盛り時代に、「隠密」の話である。 先日、日本で唯一「建てられた場所にそのまま残る」本物の忍者屋敷を訪ねてみました。滋賀県の甲賀市にある、甲賀忍者のお屋敷。 ところで……私が忍者屋敷に行こうと思ったのは、もちろん、山伏だからであります。なんといっても山伏と忍者は、深い関わりがあるのです。 【忍術・忍者の起源】 ・忍術の起源は諸説あるものの、諜報者(用間)は紀元前2300年頃、古代中国の伝説の帝王・伏義にはじまるとされている。兵法

            スキ
            5

            「やっと会えた!」と言いそうです。

            アッという間に9月も終わり。 このままいけば、次に「アッ」と言えばもう大晦日でしょう……。ふう。 ここ最近は、あらゆることがオンラインになりました。 私の里の行のひとつである企業研修は、ほぼほぼオンライン。先日、一週間ずっとオンラインで終日研修をしていましたら、一週間で500グラム体重が増え、しかもその後戻らない。計算すると、年末には8キロ増するペースです。ひー。やばい!!!でも減らない。あと3ヵ月でなんとかしようと決意の拳をかためた(だけ)次第です。 さてさて、こんなオ

            スキ
            7

            「無知であること」で、加担する。

            熱海の土砂災害から5日。 お亡くなりになった方のご冥福とともに、依然行方不明の皆様のご無事をお祈りいたします。 ほんのわずかな金額ですが、熱海市災害義援金に協力させていただきました。 ※すでにいくつか窓口があると思いますが、私はコチラにしました * * * * * * * * * * * * 被害地域の皆様を思うと、本当に胸が痛い。 そして、自分の無知を省みるとともに、もっと学んでいかなければと強く思っているところです。 キッカケは、災害後早くに出たこの記事。(朝日新聞

            スキ
            13

            『野性の力を取り戻せ』著者と話そう!2021年6月10日(木)19:00~@zoom

            先日書きましたように、羽黒山伏の師匠である星野文紘先達との共著が4月27日に発売となりました。 すでにお読みくださった方々から、様々なコメントをいただいております。心より感謝申し上げます。 不思議だなあ、と思うのは、多くの方々が「体感を伴って」読んでくださっていること。 「一緒に山を登ってきたような感覚」 「部屋で読んでいたらうずうずしてきて、外に出て屋外で読んだ」 「修行後のような清々しさがある読後感」 などのお声がたくさんあります。体感本……??嬉しいお言葉です。

            スキ
            4

            2021.4.27『野性の力を取り戻せ』発売開始です

            研修講師としての繁忙期のひとつ、4月も終わりに近づいています。 今年も4月1日から4週間、5社のべ400人の新人さんとご一緒し、その育成担当者向けの研修もさせていただきました。 ふう……………終わった………‼ ということで、ひと山もふた山も越えているうちに、お知らせが遅くなってしまいました。 約4年かけて制作した書籍、 『野性の力を取り戻せ  ~羽黒山伏に学ぶ答えがない「問い」に向き合う智慧』 が昨日、Amazonでの発送がスタート、全国の書店の店頭に並び始めました。 版

            スキ
            11

            それは、時を、待っている。

            最近つくづく思うのが、「○○は、目撃されたがっている」ということだ。 「○○」にはいろいろなものが入りそうだ。 たとえば、「思考」「感情」「アイデア」「願い」「存在」……。 個人セッションをしていると、そのことが本当によくわかる。 クライアントのお話を聞いていて、最初に話し出したことと、終わりでは展開が変わるということは頻繁にあるのだけれど、その、終わりに近づいた時に出てきたものを、「二人のこの場に出した」ということが、ある種そのセッションのゴールになったりする。 「その

            スキ
            6

            刻み込まれた、人生の軌跡。

            先日、事故にあった。 ぼんやりと立っている後ろから車がぶつかって来て、前方へ倒れた。 幸いかすり傷で済み、念のために病院に行ったものの、その後お山登りに行ったくらいだ。 愛知県・鳳来寺山。絶景!  ただ、後ろから突然、車がぶつかってきたので、なんの構えもなく転んだということは、身体にはそれなりに負担がかかっているはず。同じく、心にも。(たとえば、ビックリして筋肉と心に緊張が走るとか) 病院では、レントゲンをとらなくていいほどの、「ただのかすり傷」として処理されたけれど、別

            スキ
            12

            穴があったら。

            「穴があったら」と言われたら、「入りたい」と答える。 国語のテスト的には良い回答だ。 「穴があったら」「埋めたい」。 気持ちはわかる。危ないしね。 今日は、「穴があったら」「空いたまま」という話をします。 変わる時には「穴」がいる私は普段、キャリアコンサルタントとして仕事をしている。 主にキャリア発達や人材育成に関することが専門で、企業へ出向いて「キャリア研修」とか「女性向け研修」とか「昇進昇格時/次世代リーダー向け研修」「部下育成研修」「メンタルマネジメント(ヘルス)」

            スキ
            14

            貴方にまだ、話していないことがある。

            パートナーシップやチームワークについて話していると、「人への信頼」について発展していくことがある。 先日も、「一番身近なパートナーに、自分のすべてを言えていない(言えないことがある)。自分は、相手を信頼していないのではないか」という言葉を聞いた。こういうセリフはよくお聞きするもののひとつだ。 お一人ずつ、その意味合いや背景、根底にある願いなどが違うので、今回はそれについて意見を言いたいのではない。 今日書きたいのは、私の体験だ。 その言葉をキッカケに、つらつらと考えたことを

            スキ
            29

            「過去の私」と出会い直し、「産み出す」を再考する。

            昨年から今年の頭にかけて、あるものを産んでいた。 今日は、そのプロセスで思い出したことをシェアしたい。 内なるマグマと結び合う私は普段、(仕事柄、聴かれたら答えるけれど)自分から「強く強く」、言いたいことがない。 (「noteを書いているじゃないか!」とツッコまれそうですが、「強く強く」というのがポイントです) ふと、「渇き」みたいなものも、無いような気がした。 何が無くても幸せで、平和な日々。「何かを引き起こす」必要がない。 何もないところから、何かを産み出す。創り出

            スキ
            21

            ここのところ笑える映画ばかり観ている

            まだらな自粛期間も1年となり、自宅での楽しみ方のバリエーションが増えた。 その中でも今日は、映画とかドラマとかの話。 どうにも偏りまくっている話なので、あしからずご了承ください。 「笑い」は「息」を抜いてくれるタイトルにもあるように、このところ観るのは、「笑える」作品にしている。家族で爆笑して、満足して眠りにつくのだ。 まあなんだか運動不足も否めないし、夫はかなり根詰めて働いているので、横隔膜と肺が活性する爆笑後、のため息、という形式でのリアルな「息抜き」も大切だと思っての

            スキ
            13