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cakes note フェスの「note」が好きになっちゃうコミュニケーション

最近、「note」のことがどんどん好きになっちゃってるなと感じている、
きよいち(@kiyoichi_t)です。

クリエイターの集まるお祭り
「cakes note フェス」

自分自身、いつもはベンチャーでマーケティングとか、編集とか、
「好きなモノを伝える仕事」をしているので、

クリエイターを盛り上げる立場の「note」がフェス を開くって聞いて、
「絶対いくっ!」と、秒で参加登録して、
2日目の朝から夜まで、1日中居座るという参加の仕方をしてきました。

帰ってきてからも、たくさんの方のレポートを
フェス を思い返しながら読んで

あらためて
「ほんと、行ってよかったな」と思ったので、

少し日を置いちゃったんですけど、
その振り返りを書いておこうかと。

個人的にとくによかったなと思ったのが、
記事のタイトルにも入れている

「noteを好きになっちゃう」ような要素が
ちりばめられていたことでした。


noteチームが掲げられてたテーマ
「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」


これって、時間軸を「noteフェス」が開催されていたときに絞ると

大きく分けて

①まだ創作できてない方が「はじめる」

②すでに創作している方が「つづける」


って、2つのパターンがあると思うんですけど、

今回の「noteフェス」では、それをどちらも
「note自体を好きになってもらう」ことで
丁寧に満たしてるなと思いました。


このことを、とくに思ったポイントが5つあったので、
これを「noteが好きになっちゃうコミュニケーション」って切り方で、
順番に書いていきます。


noteが好きになっちゃうコミュニケーション①
「参加している人がnote好きばかり」


きてる人、みんなnote好きだなーと。

まず「参加ハードル」という話で考えても
そもそも、日程と金額が

2018年6月29日(金)18:00−22:00 →3000円
2018年6月30日(土)10:00−20:00 →5000円

って、けっこうハードル高くて。

有料で、1日ぶっ通しのフェスってなると
ほんとに好きな人じゃないとこない。

実際、ハヤカワ五味さんの登壇のとき、
会場に向けて「わたしのnote読んだことある人、どれくらいいます?」って質問されると、

ほぼ全員がハヤカワさんの記事読んでて、
この世の中の「note好き」を
ぎゅっと抽出した空間になってるなって思いました。

だからこそ、見る側の反応も良くて

「すでに創作している方」は
「もっと創作したくなる」。

その姿を見て、
「まだ創作できてない方」は
「創作したくなっちゃう」。


noteが好きになっちゃうコミュニケーション②
「登壇者の方もすぐ近くにいる空間」


登壇者の方との距離感、すっごい近い。

あえて小さめの会場にされて、
前後のスケジュールの登壇者の方も会場内にいるので、

いま壇上にいる登壇者の方が言ったひとことに対する
「ほかの登壇者のつっこみ」が普通に聞こえてくる。


例えば、バー店主の林伸次さん
「ネット上で受ける印象」という内容を話してるとき、

最所さんはネット上では固めのイメージ受けるけど、今日の話を聞いてみると印象が変わる」って話されたときに、

最所さん自身が後ろから
「わたしの自己認識としては、ゆるふわなんですけどね。」
みたいな一言入れられてたりとか。

同じ場所で、同じテーマを考えているんだということを
より意識するようになる、距離感の近さ。


noteが好きになっちゃうコミュニケーション③
「会場内の空間がここちよい」


対談と対談の間の「休み時間」まで含めて、
ずっとnoteのことを考えちゃう空間作りがうまいなーと。

noteの料理系クリエイターの方々のフードがいろいろと並んでいたり、
物販もあったりで、「さっきの対談で言ってたのはこういうことか」って腑に落ちる。

「匂い」からして興味惹かせにきてて、
カレーはもはやアロマ。ほんとに落ち着く、お腹へる香り。


壇上もローディング画面的な、noteっぽい見せ方。
ここに落ち着くBGMを流しつつ、アルコールもOKにして、
参加者どうしも会話しやすい形になってる。


noteが好きになっちゃうコミュニケーション④
「会場外の空間もかっぱつ」


もともと「note」が「創作をする」ためのメディアだからこそ、
ハッシュタグとか、noteのレポートとかも、すごい活発。

ハッシュタグだけでも、フェスの雰囲気わかる。

フェスの参加者どうしも、会場にいながら
オンライン通してコミュニケーション取り合ったりもしていて、
オフラインとオンラインが混じり合ってるのも面白いなと。

noteが好きになっちゃうコミュニケーション⑤
「対談のテーマとテーマがまざって、考えを深めてくれる」


登壇者同士の「組み合わせ」や「テーマ」、「順番」、
noteチーム、そうとう考えられてるんだろうなって。

cakesのCEOの加藤さんと、CXOの深津さん
「noteカイゼン報告」から1日目をはじめつつ、

夜も深まった21:40のタイミングでラストに
予防医学研究者 佐伯さんエロデューサー 佐伯ポインティさんによる
「エロスの科学的な深掘り」。

全体で9時間近くにもおよぶ2日目は
最所さん、チャーリーさんの「コミュニティ運営」の話からはじまって

「noteというコミュニティ」についても、
考える頭になっているところに、

noteの一番大きいテーマの「書く」ってところを
サクちゃんさん林さん
「はたらきながら、書いて、生きること」と置いて対談し、
「書く」ことで、どう「生きる」かという深掘り。


そこから、
料理、
クリエイターコンテスト、
漫画、
写真、
デザイン、
と来ての、

あらためて、「書く」ってテーマに戻ってきて、
はあちゅうさんゆうこすさん「人をひきつける文章を書くには」
置いて対談。


そこまで議論しあった上で、
次は「コンテンツ」としての認知度が高い
「リアルやれたかも委員会」持ってきて、
観覧者の人数もピークに。

最後の「心のベストテン」は、
「やれたかも委員会」に比べると、
どうしても人数は少なくなるんだけど、

対談内容が
「ポピュラーカルチャーとサブカルチャーの対比」というもの。

音楽でロックを叫ばなくても、ITで世界を変えられるようになった世の中で、どうメッセージを伝えていくかって話を語られていて、

「会場の人数が少ない」その状況自体が
テーマを補完するような形にもなってて面白い。

ここで言う「IT」には、noteも含まれてますよね。


といった感じで、前後のテーマがからみあって、
いろいろと多面的に考えられる形式になってました。

だから、noteで書きたいと思っちゃう


創作して発信するってなると、
「何を」ってのが先行するけど、「どこで」ってのも大切で、

今回のフェスでnoteのことを知れば知るほど

この「noteって場所」だったら、
「発信してみてもいいかも」「発信してみたい」って気持ちになる。


フェスの対談の中でも、
サクちゃんさん林さんが「読んでくれる人がいる」ことが前提にあると、書くモチベーションわいてくるって話をされていて、

これって、コルクの佐渡島さんがよく話されてる「安全と安心」って話にも繋がってるよなと。

安全があって、安心できる場所だから、発信したくなる。


実際、まだnoteで書いたことがない仕事仲間が、
フェスに何人も来ていたのですが、
このフェスが終わった次の日に書いちゃったりもしてました。

あらためて、noteいいなと思った1日でした。
noteチームのみなさん、おつかれさまでした。
素敵なイベント、ありがとうございます!

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