渋谷 - 炭火焼鳥あられ

戦前戦後あたりのブルースやジャズが流れる落ち着いた雰囲気のお店。

新政のエクリュ、ラピス、No.6 x-type が置いてあった。といえば日本酒好きの方なら「ほほう」と唸るのではないだろうか。新政酒造のお酒を取り扱っているお店はそう多くはない。

エクリュは飲んだことがある。x-type はボトル販売（7500円・・・）だったのでラピスを頼んだ。それでも一合1300円。結構なお値段だ。

日本酒ならば海鮮を合わせたいところだけど、僕は新政のお酒は海鮮に合わないと思っている。合わない、というのは少し言い過ぎかもしれないけど、魚介の旨味を膨らませるような機能は持っていない気がする。だからこれはあくまで僕の趣味だけど、焼き鳥に新政の酒というのは理にかなっている。ちょっと微炭酸っぽいんだよね。

悪くない店だと思う。串もそれなりに美味しかった。

ただどうしても腑に落ちないことがあり、残念ながらもうこのお店に立ち寄る機会はないかな、という気分になってしまった。

僕が入店した時点で先客は二人組がひと組だけだった。要するに店内はガラガラだったわけだ。一人客の僕は当然カウンターに通された。

その後しばらくしてから、馴染みっぽい一人客が現れた。その客はテーブルに通され、コートも預かってもらっていた。

カウンターに通されたことに対して不満は全く無いけど、コートくらいは預かってほしかったし、そこまで露骨に扱いに差をつけられれば「ショボーン(´・ω・`)」という気分にもなる。本当に(´・ω・`)こんな顔してたと思う。

串4本、マッシュルームガーリック、生ビール、ラピス一合で3500円也。高いと思うか安いと思うかは人それぞれ。

ごちそうさまでした。