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つらい渦中には文章を書けない

子どもが生まれてから、一番の悩みは子どものことになった。
自分の仕事の悩み、夫婦関係の悩みなんかもあるが、
子どもの悩みと比べると、紙飛行機のように軽い。

自分の悩みはなんだかんだ自分でハンドルを握れるし、解決策を次々に打てる。
一方、子どもの悩みは親がハンドルを握れないし、たとえ解決策がすぐそこに見えていたとしても、当の子どもがそれを採用するとは限らないのだ。
むしろ親が自分事として抱えるより、子どもの問題として課題の分離をしたほうが解決に近づいたりする。
ああ親って難しい。

じつは今、ある子ども問題の渦中にいる。
そのことを考えると胃がキリキリ痛むし、頭の中には霧がかかってくるし、やる気も萎えてくる。
note毎日更新をしたくとも、文章を書く気力が湧かないのだ。
特に、その問題に触れることは難しい。
その問題が一段落したとき、改めてふり返って、ようやくそのことをあれこれ書けるのだと思う。

中学受験noteを書いたときもそうだった。
正真正銘のどん底の最中は、書くことなんてできない。
書くことは、その問題と向き合うことだ。
できるだけ「受験の5日間」のホットな痛みを忘れないうちに、そう遠くない時期に書いて公開したが、
それでもぐるぐる悩んでそれなりに整理がついた後だったのだ。

子どもが中学時代、メンタルをやられた時期もそうだった。
半年くらいは日記を書いたりメモ程度のnote(非公開)を書くことはあっても、ちゃんとここに書いて公開するには至らなかった。
なんだかんだ公開noteは日記やメモとは違うのだ。
読む人の目線も必要だし、ひとつの表現でもあるからだ。

というわけで、問題の渦中に問題について書くことは難しい。
特に子どもの問題は。
愛しくてたまらないゆえ、切なさや苦しさもたまらなく大きいのだ。
ただ、書くことは癒しでもあるので、今日のようなワケワカラナイnoteを公開したりする。

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