立場の上下を理解して、話の運び方を考え要求を飲ませる【忍者の技と知恵 #277】
営業や販売、またはコミュニケーションでは大抵の場合自分と相手の関係の中で立場の上下ができています。お願いする側がどうしても下になり、受け入れる側が上にになります。
忍者は敵に捕まり寝返っても、実は表面的に寝返っただけで味方と密かに通じ、ここぞというときに仲間に戻って敵を打ち破る「弛弓の術」を使います。
敵に寝返るといってもそれは嘘なわけです。しかし嘘が相手に見え見えでは寝返ることは叶いません。上手い話の運び方をして、敵に寝返りを受け入れさせるようにするのが術の第一歩です。