信用を得て、取引を成立させるための忍者の行動力【忍者の技と知恵 #280】
人と取引するをするとき、人と共に仕事をするとき、円滑に物事を進めるには相手の信用を得ておくことが重要です。互いに信用があれば、言葉や行動がぶつからずスムーズに仕事が進むことになります。
忍者は敵に捕まったとき、敵方に寝返るフリをして、敵味方を自由に行動するダブルスパイになる「弛弓の術」を使うことがあります。
寝返った忍者は敵の信用を得ることで、後々の作戦行動を自由にできるようになります。そこで忍者は、味方の陣地に火をかけたり攻撃を仕掛けることで、忠誠心を行動で示し信用を得ます。
口先や書面でいくら約束をしてもそれが心の中での信用につながるわけではありません。本当の信用や信頼を得るためには、行動で示し誠意を見せるというのが大事になります。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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