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チームでの戦いを効率的にするのは、誰を”いつ”使うか【忍者の技と知恵 #273】

組織やチームといった複数人で仕事をするとき、リーダーが考えるのは誰を何に割り振って作業をすれば効率的に仕事が進むのか?ということですが、それだけでは効率化にあと半分足りません。もう一つ考えるべきことは、誰をどのタイミングで投入するのか?という時間的な計画です。

忍者は敵国内の住人を仲間(協力者)にし、いざ戦になったらこれを潜入させる「里人の術」を使うことがあります。

里人が敵陣に潜入するタイミングは、味方が攻撃を仕掛ける前です。敵は里人が自国民だということで疑わず、里人はやすやすと潜り込めます。潜入に成功した里人は諜報活動を行ったり、味方が戦いやすいように偽の噂を流して敵兵の不安を煽ったりして味方をバックアップします。

里人の術で重要なポイントは里人を「作る」ときと「使う」ときです。特に使うときは、里人を利用することで味方にとって最大の効果になる時を選ばなければなりません。タイミングを誤れば、せっかく育てた里人は捕まり、敵に計略がバレて、敵の警戒心をアップさせてしまうことになります。

人を使うにはタイミングというものが重要であり、最適なタイミングで人員を投入することで最大効果を発揮することができます。せっかく育てた人材も、不必要なタイミングで投入してしまえば足を引っ張ることになります。

里人を潜入させるのは味方の攻撃開始前


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。


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