信用を得て、YESを引き出すための忍者の話運び【忍者の技と知恵 #278】
営業や販売、プレゼンは言葉によって説明し、相手のYESを引き出さなければなりません。
説明のポイントは、①相手が疑問に思うことを予想して、それを解消するように話をする。②こちらの目的をそれとなく話すことで安心感を与えるです。会話の中には、真偽を確かめて評価する作業があり「この人は信用していいか?」を常に探られています。
忍者は敵に捕まったとき、わざと敵方に寝返ることで危機を脱し、より敵の深部に潜り込むことで更なる情報を手に入れることがあります。
捕まった忍者は「そちらに寝返ります」と言っても、普通なら信用してもらえるわけがありません。そこで大事なのは寝返っても仕方がないと思わせる話の運び方を考えて用意しておくことです。
寝返るという忠義に反する行為を、主君に問題があることで同情を誘いクリアにする。忠義ではなく家族を養うためという目的を示すことで信用を得る。
相手の疑問点について自己開示をすることで安心感を与え、それが信用に発展します。信用を得られてから、やっとYESを引き出せるようになるのです。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
Supported by Shinobi Design Project 🥷
Shinobi Design Projectは忍者・忍術の発想でデザインとパルクールのお仕事をする技能衆です。
個人・小規模事業者から一般企業、ベンチャーまで「デザインについてわからないんだけど…」という方もお気軽にお問合せください。お客様が求めるものを探す手助けをいたします。
🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home