大学中退から成り上がりキャリア形成③

おさらい

②では地元に帰ってテクニカルサポート(派遣)で就業していました。
いよいよ正社員としての転職活動開始です。
（年収とかもあると参考になりますよね、①②で忘れていたのでひとまずここの記事で載せます。

（詳細は下記リンクからどうぞ）

①も置いておきます

③転職活動、そして、正社員として初めての会社

転職活動は1~2ヶ月で終了しました。
Dodaのみ使って、未経験(IT)×地元で探しました。

ITと一口に言っても、SIer、SES、社内SE、自社開発(システムやアプリ)等、業態も多岐に渡りますし、Web、業務システム、インフラといった感じで業種も色々とあります。

当時の私は、
SESはブラック、SIerは有名企業、社内SEは会社による、自社開発は新興、のようなイメージがありましたが、
昨今の旺盛な需要の中で未経験求人は多くはなかったので、手当たり次第に応募しました。

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※今は上記のような偏見はあまりないと思っていて、求職者のスキルによって会社の待遇も変わるし、求職者が何を会社に求めるかでブラックかホワイトかが決まると思っています。

いっぱい働いて稼いでスキルを磨きたい人もいれば、残業もほどほどに福利厚生が充実している所で働きたいという人もいます。

現職がブラックだと感じるなら、単純に双方ミスマッチもあるし、求職者側のリサーチ不足もあるだろうし、会社側が隠していることもあるかもしれません。この辺は「思ってたのと違った」に集約されてると思います。

玉石混交ですが、ITは業務経験中心にスキル次第で働き方(＝会社)を自分で決めやすいのでいいという所感です。

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さて、応募した中で面接まで行けたのが次の３つです。

①病院勤務の社内SE
②地元の自社開発会社
③家具屋の社内SE

①は内定が出たのですが、勤務地が自宅から通勤2時間以上かかるので断念
（内定出るまで勤め先の病院が分からないとのことで待ってました）
②は最終面接で落ちました。
バックエンドの言語の知識がもう少し欲しいとのこと。

③では、直接職場を見学出来たことと、人当たりが良さそうな人が多かったのもあり、印象が良かったです。
月々の給料はあまり変わらないものの、4ヶ月分のボーナスが出ると求人票にあったのも魅力的でした。
派遣では年収240万円、上記の社内SEで330～340万円くらいの見込みでした。

業務内容は下記の通り
・フルスクラッチでの改修
・店舗社員からの問い合わせ対応
・店舗で使用するPCやプリンター、レジなどのキッティングおよび保守

改修は、RPG-Ⅲっていう化石みたいな言語でしたが、
レポート出力やロジの一連の流れが理解出来たのが大きかったです。設計書も少し書きました。
（細かいところはさておき、販売、受発注、仕入などの考えは転職後に色々なプロジェクトでシステムを見ましたが、根本的な所は似通っていると感じています）

問い合わせ対応は、派遣でトラウマがあったものの、
先輩社員のフォローが手厚くて問題なかったです。

PC等のキッティングも、メモリや初期設定など、公私ともに役立っています。

そんな職場でしたが、結果的に、ここは一年で辞めてしまいます。
理由は、
・お局社員からのパワハラ
・ボーナスが聞いていた額と極端な乖離がある
・キャリア形成が難しい

パワハラされても私は言い返すタイプなのですが、（建設的ではあるものの）仲が悪くなることや、業務でのパワーバランスもあり、やりづらかったです。

ボーナスはまさかの年0.5か月分で、
「えー、みんなそんなもんだよー」
とマネジャーは言っていました（実際、他のベテラン先輩社員の給与明細もそんな感じでした）
求人票に書いてあったのは一体・・・

また、30年経っても年収が400~450万円というのを聞いて、
「あれ？そんな感じなの？」と落胆しました。
グループ全体で年間売上100億超でもそうなのか、と。
（大企業に比べたら、中小企業の一つでしかないのはそうですが、当時の私はそう思いました。）

傍目から見ても、ベテランの社員の方々は知識も開発能力もあるように見えたし、今でも会社さえ選べば700~800万円もらってもおかしくない人が多かったなと思います。
ただ、その先輩たちは「ここでいい」という感じで、よその会社を見ることすらしていませんでした。

それはそれで、自分の現状に不満がないことだと思うのでいいかなとは思います。人それぞれですね。
※ちなみに、日本の三大都市圏でなければ、地方の年収はそのくらいというのは、往々にしてよくあることだとは後から調べてわかったことです。

ただ、スキルに見合わず私の目指す所や野望がそれよりも大きかったので、転職を決意しました。

④に続きます。