Kine

絶滅危惧種

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『物語思考』 - やりたいことは見つけなくてもよい

やりたいことがない「やりたいことがやれているか」 「やりたいことをやってほしい」 最近、会社の上司から言われた言葉だ。 多くの人が自分のやりたいことを見つけ、それに向かって行動しようとする。 それが人生をより充実させるために必要なこととされている。 やりたことを実現するための具体的な行動やプロセス作りは、テレビ、本、Youtube、あちらこちらで紹介されている。 やりたことを見つけたい人や、現状に満足していない人にとっては、有益な情報とされるだろう。 しかし、私自身は

    • 相手が本当に喜んでいるかは考えすぎない方が良いかもしれない

      はじめに 誰かに何かをしてあげたとき、相手が喜んでくれたら嬉しいものです。 しかし、その反応が本当に心からのものなのか、相手が気を遣っているだけなのかを考えすぎてしまうことがあります。 私もかつては、相手の反応が本心からのものかどうかを深く考えすぎていましたが、最近、その考え方があまり意味がないかもしれないと感じるようになりました。 喜んでいる反応に対する疑問 私が相手に何かをしたとき、相手が見せる喜びの反応が本心からのものなのか、それともただの社交辞令なのか、つい気に

      • 行動に意図を持つ

        はじめに みなさん、日々の習慣がどれほど仕事の質に影響を与えるか考えたことはありますか? 僕も最初はあまり意識していませんでしたが、技術職として働く中で、「行動には意図を持て」という言葉の大切さに気づきました。 今日は、ビジネスマンとして日々の習慣にどう意図を持てばいいのか、それが仕事にどう役立つのかについて、一緒に考えてみたいと思います。 意図を持つことの重要性 日々の行動に意図を持つことは、ただルーチンをこなす以上の意味があります。 行動の理由や目的をしっかり考えるこ

        • 営業とはシンプルな問いを持つこと

          僕はずっと技術職として働いてきました。プログラミングやシステム設計、トラブルシューティングなど、技術的なスキルを磨くことに専念してきたんです。でも、最近になって、技術職であっても営業力が必要だってことに気づかされました。そのきっかけは、研修の講師の言葉でした。 シンプルな問いの重要性 その講師が言うには、「営業とはシンプルな問いを持つことだ」って。それを聞いたとき、最初は正直ピンとこなかったんですよ。でも、彼が具体的な例を挙げて説明してくれるうちに、その重要性が少しずつ理解

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        『物語思考』 - やりたいことは見つけなくてもよい

          『世界一楽しい決算書の読み方』 - 財務諸表から見たドトール(小売業)とコメダ(卸売業)の違い

          サラリーマンとして財務諸表の理解は重要だと言われたことがありましたが、日常の業務ではなかなか触れる機会がありません。 まずは勉強と思い、簿記の資格を取得しましたが、わかったこととしてそれは財務諸表を作成するスキルに焦点を当てたものであり、実際の財務諸表を解読するスキルはまた別物だなと思いました。 財務諸表を図で解説している本そんな中、財務諸表の理解を深める本を探していたところ、『世界一楽しい決算書の読み方』という本を見つけました。 この本では、財務諸表を「謎解き」と位置

          『世界一楽しい決算書の読み方』 - 財務諸表から見たドトール(小売業)とコメダ(卸売業)の違い

          『物語思考』 - ありたい姿を発信することでより具体的になる

          最近読んだ『物語思考』の中で、やりたいことが見つからなければ「ありたい姿」を想像して、そこから行動を設定するほうが良いという話があった。 本書ではワークシートが用意されていて、ありたい姿を何個も出してみるというのもあったが、本を読んだ後も正直なかなかできていない状況ではあった。 そんな中、最近会社で30歳向けキャリア研修があり、タイミングよく「ありたい姿」を考える機会があった。 その時に『物語思考』の内容を思い出しながら取り組んでみた。 頭の枷を外しても恥ずかしいことは

          『物語思考』 - ありたい姿を発信することでより具体的になる

          『怪獣人間の手懐け方』 - クセの強い人と仕事でどう関わるか

          人は身の回りの環境、関わる人で変わる。 誰しも自分の人生に影響を与えた人がいるはず。 怪獣人間(すごい人)と関われば、その熱量に促されて自分の常識も変わっていく。 そういった人とどう出会えば良いのか、どう関わればいいのかが、この本には書かれている。 著者は編集者という仕事を通して、さまざまな怪獣人間(すごい人)と関わってきた。 「運が良かっただけ」では片付けられないほどの努力で怪獣人間に積極的に関わり、また仕事として関係を続けられるように憑依的に相手のことを考える。

          『怪獣人間の手懐け方』 - クセの強い人と仕事でどう関わるか

          『かすり傷も痛かった』 - 反省しながら生きていく

          20代は働けるだけ働く。 心身体力があるうちにたくさん働く。 現代の働き方改革、ワークライフバランスからは少し離れているかもしれないが、そういう思いで20代は過ごしてきた。 周りを見ていても、仕事で結果を出している人は若い時に死ぬほど働いている。 若いうちに出た差は簡単には取り返せない。 死ぬこと以外かすり傷のアンサーソングこの本は、赤パート『死ぬこと以外かすり傷』(以前に出版された本)とそれに対する反対側面の意見『かすり傷も痛かった』が書かれている。 『死ぬこと以外

          『かすり傷も痛かった』 - 反省しながら生きていく

          『限りある時間の使い方』 - どこまで効率化されても忙しくなる理由

          現代のあらゆる技術が進歩し人々の生活は良くなっていく一方で、忙しさは変わらず、日々時間に追われる生活を過ごしている人がほとんどだと思います。 本書では、その理由とそれに対して「こう考えてみてはいいのでは?」と提案をしてくれています。 時間に追われて余裕がなくどうにかしたいと考えている方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。 効率化されても忙しくなり続ける理由あらゆる技術進歩で、世界中の情報にすぐにアクセスできたり、欲しいものが明日には家に届いていたりと、私たちの生活

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          グレーゾーンをもう少し作ってもらいたい

          グレーゾーンは必要と思っていると言う個人的な考えを書きたいと思います。 ここでいうグレーゾーンとは、白黒はっきりさせない方がいい時もあるというすごい抽象的な内容です。 たぶん論理がちゃんと通っていない内容かもしれませんが、私は最近心が痛むような出来事を聞いた時に、加害者の立場で、こういったグレーゾーンが用意されていた方がいいのかなと言うのを考えています。 例えば、「就職しないといけない」というような、「就職している/していない」でその人を決めつけるような価値観。 その

          グレーゾーンをもう少し作ってもらいたい

          初心者を歓迎する雰囲気が必要

          先日、3歳の甥っ子と室内アクティビティのスペースに遊びに行った時の出来事。 その場所は、初めてでお友達もいなかったので、甥っ子は孤立してしまうのかなと外で見ていたら、5、6歳の知らないお姉ちゃんが甥っ子と遊んでくれているのを見た。 大きなバスケットゴールの前で、投げ方を教えてくれたり、落ちたボールを拾って渡してくれたり、ずっとつきっきりで教えてくれていた。 たぶん、そのお姉ちゃんはそのスペースに何度か来ていて、どんなアクティビティがあるのか、どんな遊びができるのを把握してい

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          期待に応えるということは、その人の枠組みに収まるということ

          僕は人に期待されるのが嫌いだ。ということに最近気がついた。 周りから「期待しているよ」と言われるが嬉しかった頃もあったが、最近はなんだか違和感の方が強くなり、最終的には「嫌い」と自分の中では結論づけた。 期待に応えられるのが嬉しかったこれまでは「周りの期待に応えたい」とか「その期待を超えたい」と思いながら頑張ってきた。その人が求めていることに応えられる自分に存在価値があると思っていたし、それが自分の求めている幸せのようにも思えた。 少年野球でキャプテンをしていた時に、「

          ¥100

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          違いがわかる大人になる方法

          まずは、一つの違いだけで試してみてください。 昨日、珈琲豆屋さんで豆を買ったのだが、その時に店長さんに言われた言葉。 珈琲豆には詳しくないので、毎月その店が推している目玉商品を毎回買うようにしているのだが、今月はエルサルバドルの豆が出ていた。 いつも通り、その目玉商品を注文したが、すかさず店長さんからは、「2種類の焙煎がありますが、どちらにしますか?」との質問。 違いもわからないし、前回は1種類だけだったようなと思っていると、店長さんが丁寧に説明してくれた。 どうやら、1

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          自分が好きなことと本質的にいいことの見極め

          脂っこいものが好き、だけど体には良くない。居酒屋で騒ぐのが好き、だけど周りの人は嫌な気持ちになる。 極点な例だけど、自分が好きでやっていることが果たして良いことなのか、最近はそんなことを考えている。 「自分のやりたいことをやれ」と行動力のことを言われることが多いけど、果たしてそれが良いことなのか見極める力も必要と思う。 テレビドラマが好きで見ている時も、この時間で何か他のことができないかとか考えてしまったり、楽しいと思った瞬間にわれに返ってしまう。 楽しさだけを求める

          自分が好きなことと本質的にいいことの見極め

          人の仕事ぶりを見る機会が減った新入社員

          日本中では昨今、リモートワークが進み、効率的な働き方へ切り替わっている風潮があるが、果たして全てにおいてそう言えるのか。 恐らくフォーカスされているのは、通勤時間の削減や他者に仕事を遮られる機会が減ったなどと、これまで損失と考えていたところが解消された部分のように思える。 確かに、これまでよりコミュニケーションが取りづらくなったなどの意見はあるが、そういった気づく部分に関しては意識的に時間を取るなど、実際効果があるかどうかはわからないが、何かしら対策しようとしているのは見

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          Amazonからひるげ(味噌汁)が100食分届いてしまった

          僕は赤だしの味噌汁が好きで、最近無性に食べたくなっていました。 コンビニに行くとインスタントのものは見つけたのですが、きのことか野菜とかちょっと余計なものが入っているものが多くて、僕が望んでいる赤だしの味噌汁は見つけられませんでした。 なので、ネット通販で頼むことにしたのですが、やっぱり王道の永谷園さんが安心かなと思って、色々と商品を見ていました。 永谷園さんが出している味噌汁は、「あさげ」、「ひるげ」、「ゆうげ」と3種類あり、それぞれで使っている味噌が違っているらしい

          Amazonからひるげ(味噌汁)が100食分届いてしまった