北白川まかせろ!不動産

「北白川まかせろ!不動産」は京都市左京区の北白川周辺のあえてせまい範囲にフォーカスして…

北白川まかせろ!不動産

「北白川まかせろ!不動産」は京都市左京区の北白川周辺のあえてせまい範囲にフォーカスして、北白川文化研究員たちが日々生活するなかで感じたこと、発見したことなど、地べたからの超スーパーローカル情報を有象無象にお届けします。北白川で遊びたい、住みたい、仕事したい!研究員候補生も募集中。

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【自己紹介】地べたからの超スーパーローカル情報「北白川まかせろ!不動産」です

「北白川まかせろ!不動産」とは? こんにちは、はじめまして。「北白川まかせろ!不動産」は「株式会社CONTEMPORARY COCOON ROOM702(通称CCR702)」が運営するウェブマガジンです。 北白川とは、京都市左京区にあるローカルエリアのひとつで、銀閣寺や、五山送り火で有名な大文字山、哲学の道など自然や寺社仏閣、また近隣には京都大学や京都芸術大学もあり学生も多く、アートや文化の香り漂う素敵な街です。 わたしたちCCR702もこの北白川エリアに会社を構え早1

    • [北白川/古本]100円文庫本を摘みにゆく春

      本屋は街になくてはならない存在。 今出川通りのここは古本→カフェ→古本のサンドイッチ。突然のゴールドラッシュゾーンなのでなかなか素通りできない。 ・竹岡書店(古書店) ・gorey cafe(喫茶店) ・善行堂(古書店) 休みの日にスーパーマルギンで買い出しした帰り。エコバッグの重さに指がつりそうになりながら、つい店頭の100円文庫コーナーに吸い寄せられてしまう。 おっ、これおもしろそうだな。 ふむふむ、これも気になる。 一冊だけ、と思いつつ。気づけば何冊もかかえるこ

      • 祝1周年!こだわり焼きそばで至高の夜に【麺匠肉助 焼そばのクチ】

        去る寒い冬の日、2023年12月12日は何を隠そう、焼そばのクチの1周年記念日。 そんな大事な日に今回お邪魔させて頂きました。 今出川通を北白川方面に向かい、白川疏水と合流する少し手前に位置する、絶品焼きそばと肉料理を提供する人気店。なんとGoogleのクチコミでは星4以上とめちゃくちゃ高評価。私も初めての来店なので楽しみすぎて朝からスキップしまくりでした。 店は明るくてカラフルなステンドガラスが素敵。初めて訪れる人にとっても見つけやすくて感謝です。 (1周年祝いのお花も

        • [北白川に場をひらく] シスターフッド書店kaninに聞く (前編)

          こんにちは、「北白川まかせろ!不動産」の北白川文化研究員、綿野です。 先日古本屋さんで角野栄子作「魔女の宅急便」をみつけ、なにげなく読んでたら、主人公キキは住み慣れた町を離れ、住む町も、家も、仕事も、すべてひとりで探さなくてはならず。13歳の少女がこなすにしては、魔女のイニシエーションてなんとハード!と思ったのでした。 あたらしい土地に住んだり、お店を開いたり、仕事をはじめたり。これまでとちがう場所で生活や営みをつくろうとするとき。大人でもなかなかうまく事を進めるのは大変。

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        【自己紹介】地べたからの超スーパーローカル情報「北白川まかせろ!不動産」です

          明るい午後は素敵な喫茶店で青春を【カフェコレクション】

          晴れた午後にはここ行かなきゃ人生損してる!!って言い切れるぐらい晴れた午後向きな心安らぐ最高の喫茶店を見つけました。 独り占めしたいところだけど、紹介します。 その名も「カフェコレクション」 今出川通沿にひっそりと現れるこの喫茶店は今年で42歳。42年間ものあいだ京大生たちの憩いの場として数々の青春を見届けてきたのか、素敵やなあ。 外観はこんな感じ。 この隠れ家感がたまらん。 そして店内に入ると、、 もうね、説明不要でしょ、最高でしょ。。 特に私が座った窓際の席、と

          明るい午後は素敵な喫茶店で青春を【カフェコレクション】

          [北白川/町の風景] ざっくり白川通を縦断(1)

          #左京区 #北白川 #白川通 #今出川通 #御影通 #哲学の道 #大文字山 北白川文化研究員の綿野(北白川歴5年)です。 今回から数回にわけてメインストリート「白川通」をざっと紹介しながら北白川の街を眺めてみようと思います。北白川に来たことある人も、そうでない人もぜひ一緒にお散歩気分でお付き合いください。 まずは白川通りと東西に走る今出川通りの交差点から 🏃💨 <白川通・東側(1)> ・哲学の道(遊歩道) ・石山丈山旧跡詩仙堂 道標(石) ・アンジュール桃の

          [北白川/町の風景] ざっくり白川通を縦断(1)

          [北白川/季節] 冬の落とし物研究🧤

          「上を向いて歩こう」という歌があるが、下を向いて歩くのも案外たのしいものだ。マンホールのデザインをじっとみたり、雨に濡れたアスファルトが光を集めていたり、サクサクと音を立てて落ち葉を踏みしめたり。特に冬は誰かの落とし物にもよく出くわす。 落とした本人は失くして困っているかもしれないが、こういう落とし物に出会うと、あっ!と体温が少しだけあがる気がする。固まっていた身体が一瞬だけゆるむ。 帰りに同じ場所を通ると、なくなっていたり。(持ち主が拾いにきたのか) ただの通勤路だった

          [北白川/季節] 冬の落とし物研究🧤

          [北白川/季節] 「兆し」を愛でながら、待つ

          #梅 #蕾 #北白川 #京都左京区 #春分 ご近所のみなさん🎤ごらんになりました? 北白川の町内のあちこちの庭先で 梅の花やミニバラなど 小さな蕾がほころびはじめてます。 梅は季節の先駆け。 つぼみもあれば、ところによりわりと満開。 遅れて、桃も開花をはじめています。 しんがりを務めるサクラはまだゆっくりとその時を待っています。 寒さに眉を顰めがちですが 目をこらしてみれば 新しい季節をそこに見つけることができますね 蕾をめでながら、三寒四温をやりすごし 本格的な春を

          [北白川/季節] 「兆し」を愛でながら、待つ

          [北白川/暮らし]やさしい病院をはしごする

          北白川別当町の交差点にある「N耳鼻科」の先生はすんごいおしゃべり。でも、とにかくやさしい。元気もらえる。おかん、という感じ。 鼻炎を2ヶ月ほど放置し続けてようやくいったところ 「あれ、えらい長くほっといたな!仕事忙しかったんか?休みなかったんか?」と矢継ぎ早に関西弁を繰り出され、次の瞬間につけていたマスクをサッとずらされ、確認する間もなく鼻になにか細くて長い棒のようなものを電光石火で差し入れられる。あっと思うまもなく、ぐっと喉まで。 痛くはないが、違和感と反射でおもわず目

          [北白川/暮らし]やさしい病院をはしごする

          [北白川/地形] 山をみつめる暮らしと巨人

          朝、家を出発してまず最初に目にするのは大文字山。夏の風物詩「五山送り火」で知られ、比叡山から伏見稲荷まで連なる東山三十六峰のひとつ。正式には「如意ヶ嶽(にょいがたけ)」という。 この大文字山をいつでも見られる場所に住むのも楽しそう、と思ったことがここに住みはじめたきっかけのひとつ。 こんにちは。北白川文化研究員の綿野です。 わたしはといえば、生まれも育ちも東京。 周りに山や自然は皆無。そのかわりに複数の商店街とイトーヨーカドーを牙城とするような限りなく千葉に近い下町で生まれ

          [北白川/地形] 山をみつめる暮らしと巨人

          動く!?北白川を見守るお地蔵さま

          北白川に住む人なら一度は見かけたことのあるでしょう、このデッカいお地蔵さん。名前は子安観世音といい、鎌倉時代に作られ、「希代の大像」として長らく地域の人々に愛されてきました。 偶然通りかかった、古くから北白川に住むという90歳のおばあちゃんに驚きのお話をお聞きしました。 なんとこの観音さま、「動く」と言うのです。 詳しく調べてみたところ、安土桃山時代からこの観音様は動く!と地域で噂が流れていたそう。それを聞きつけた豊臣秀吉は観音さまをとても気に入り、連れて帰ったのですが、

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          雨とカレー【AJANTA(アジャンタ)】

          雨が降る日は決まってこうだ。 その日は前日の夜から雨が降っていた。小粒で細かくて弱々しい雨。晴天を好む人からも雨天を好む人からも喜ばれない中途半端な雨だった。 それでも雨は雨だ。私はいつもの衝動に駆られていた。 カレーが食べたい。 いつからなのだろうか。それははっきりとは思い出せない。ただ一人暮らしを始め、好きな時間に好きなものを自由に食べられるようになったある日からこの衝動は音を立てずに現れた。まるで僅かに開いた戸の隙間からするりと登場する猫のように全くの気配も感じさせ

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          老舗洋食屋「ジュネス」に恋をした。

          私とジュネスの出逢いは突然だった。 あれは夏の暑さが残る初秋の日、ちょうど私が北白川文化研究員に任命されてすぐのことであった。私は北白川の全貌を知るべく愛車のホンダ・ディオを乗り回し北白川のあちらこちらをうろちょろとしていた。周辺に住んでいるとはいえ目的も無く町を散策する機会もそうそうない。まるで旅行客のように新鮮な気持ちで風景を観て回っているとある大きな文字が視界に飛び込んできた。 “ジュネス“ 太い筆で書かれた様なその看板は煉瓦造りの建物と相まって独特な存在感を放って

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          北白川あれこれ日記 #01

          こんにちは、北白川文化研究員no.2の綿野かおりです。自宅も職場も北白川という生活をかれこれ5年営んでおります。「北白川まかせろ!不動産」の北白川文化研究の業務日誌のような日々のあれやこれやをここに綴っていきます。よかったら気楽に読んでください。 /// 2023.11.2 thu 前日からひどい花粉症のようなひどいアレルギー症状でクシャミと頭がぼーっとして一日中仕事では全く使い物にならず、アレジオンを飲んで早々に就寝。今朝は振休だったのでぐっすり眠り、11時起床。 く

          北白川あれこれ日記 #01