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過酷な介護も家族の支えがあってこそと、改めて感じた日

『夏の間母の老健に入ってもらう事になりました🏨』

〜老健とは在宅ケアや入院などで弱ってしまった老人を介護保険を利用して何ヶ月か単位で預かってくださり、リハビリして返してくれるandその間家族を休ませてくれるところ。〜

今さっきソファ🛋でうたた寝してしまっていたら、Rの大きな声で呼ぶ声で目が覚めました。

母が部屋からトイレに向かう途中で、玄関のたたきに落ちて自分で起き上がることができず(強い睡眠薬の為ボーッとしている)Rが気づいて悪戦苦闘している声でした。

友達とワイヤレスイヤホンで通話しながらゲーム中だから、ばーばの状況も実況中継しながら😅で、通話相手もみんな心配しているらしく、応援されている📣のに返事しながら介護しています🤣ウチの子供達は家の中でも友達とずっと会話してるから、家の中のことが筒抜けになっている😅(全く)恥ずかしいけど友がみんな本当に優しいし慣れました。

母は体重は軽いけど、Rの力では睡眠薬を飲んでる母の身体は流石に起こせず、結局骨折から治ったばかりの手を使うことになり、さらに私の母にかける大声で!夜中なのにまた我が家は大騒ぎ😅

さらにうたた寝していた私が覚醒して母を起こしに行く頃には間に合わなかったらしくそこらに漏らしてしまっていて、全部を着替えさせる(同時に洗濯機を回す)のに、RもRの友達も笑い(馬鹿にしてるわけでなく、笑いに変えてくれ)ながら盛り上がりました。

間に合わなければオムツでしてくればいいのにそれは嫌みたいで、睡眠薬でぼーっとしているのに未だに夜中トイレに何度も起きる(時には這っていく)ので、2時くらいまでは母の部屋の隣にあるリビングに、Rといて、私は韓ドラなどをみながら、様子を見ていることも増えたこの頃です。それにしても歩けなくなりました。夜中は特に全然進まない。(それなのになぜか夜中のどこかで続けて!三回トイレに行く習慣が変えられに)

そして、そう言ったこともあるけれど、何よりパニック症状が強くて、外に出ていてもしょっちゅうかけてくる脅迫障害の電話などの影響で家族も落ち着かないので、介護関係、先生方と相談して夏の間老健に入ってもらうことになりました。

普通の老健やショートでは結局のところ、私の電話が鳴りっぱなしになる可能性がある為、探した結果、精神科が併設されている精神のリハビリがある老健を発見!!全国でも珍しいらしい施設らしいのですが、たまたま短期間で審査が通り、各種書類も主治医らが急ぎ揃えてくださり、「もう、本当に無理なのか😭😱」と色々限界に来ていた私(我が家)ですが、皆様のおかげさまで母(ばーば)は今週末には、万全の体制でソフィア横浜という老健に入れることになりました。

そして昨日は、入所前カウンセリングを受けに行ってきました。老健の院長先生でもある精神科の先生は、お会いしてみると今まで出会った精神科主治医(10人)の中でもとりわけとても落ち着いた方で、まだあまり多くを話していないのに、薬を丸とっかえする診断をしてくださり、それは私がずっとやってみたかった処方でした。(→うつ病関係多量の薬をカット)

「ふみさんこんにちは。今一番体で辛いのはどこ?」

「めまいです。もうずっと頭が回っていて、歩けなくておかしい」

「そうか、わかったよ」

「お母さんの体型にこの薬の量では僕でも歩けないと思うのだけど?毎日頓服で飲んでる薬は脚に力が入らなくなる副作用が強いよ?でもフミさん薬にとても依存が強そうだよね?」

「そうなんです。でも母がしんどがるので処方が安定せずどんどん増えてしまって、家ではなかなか減らせなくて…」

「そうだね、入所してから新しい処方を始めようと思ってるよ」

などとても簡潔な面談ができて、

「ふみさん!大丈夫だよ。薬を変えてリハビリしたら歩けるようになるからね?」

と声がけをしてくださいました。

まだどうなるか未知ですが?施設の方も、併設の病院の受付や院内処方の方々の穏やかなケアある態度にリラックスできるところでした。とてもいい感じの精神病院でした。

そして帰り道に入所に必要なパジャマや靴を購入することにして、いつもは絶対行きたがらない母もなぜかそのまま連れて行けました。するとRがいるせいなのか?珍しく外でご飯を食べたがるので、本当にひさしぶりに外食とモールで買い物をしました。



ちょっと家に連絡を入れたら、「俺も行こうかな」と雨のKも歩いてきて合流してくれ、元々で一人で大変だからとついてきてくれていたRに、プラスKの良い注意が増えたせいかのか、いつもは嫌がってできない買い物も、自分から進んで選んでいてびっくり‼️(まだ選ぶんかいってくらい🤣)来が「良いじゃん!お洒落は必要だよ」と言って何足でも付き合ってやってました。

孫の声はよく届きました。

長丁場なのに、自分から帰ると言わずに過ごせただけでなく、「頑張って元気にならなきゃね」とココ何年も聞いたことがない前向きな自然な言葉に3人で顔を見合わせました。

ずっと勧められているのは完全に施設入所なのだけど、どんなに辛くてもその選択がまだできない私です(痴呆ではなく精神病なので、普通のところに入所では処方が難しく、早く寝たきりになる)。その中で最善の方法がココでした。今はひとまず老健に決めて、ここから一歩ずつ、全員が無理せず納得できる方法を模索していこうと思っています。

Rは昨日の老健だけでなく、先日も、Kのシークレット成人祝いのオートバイの名義変更に、陸運局にも一緒に行ってくれたり、中学一年生では決してやることがないだろう、公的手続きを一緒に手伝ってくれます。昨日も雨の中なので車椅子を車から出したり、駐車場に入れてくるのに先に施設に連れて行ってくれていたりと大活躍。

手伝っているうちに、私が気づいてない間違いに気づいて教えてくれたりもするし、何も言わなくても自分で考えてサポートしてくれ、さっきも母がベットに上がれないでいるのを突っ込みながら手伝ってくれたり(実はノア🐕‍🦺まで母の足を両手で持って手伝うんですよ‼️🤣)と、自然な行動の中にRの性格の良さがみて取れます。母が睡眠薬を過剰摂取しておかしくなった時にも最初に気づいて外にいる私に泣きながら電話してきたのは小2だったRでした。

母は普段お小遣いなどは全くノータッチ(そこまで注意がなくて気付けない)なのに、今日は入所前だからと、月末のRの誕生日に桁を間違えてないかな?と思うほどの金額をRに渡していました。そして「お誕生日にはいれないから、いつもありがとう」という言葉をかけていました😳✨✨✨(元々母はRが小さい頃、母にとても偉そうな態度を取った時に私がRをいなしたら、後でこっそり注意されました。Rには威張らせて置いて欲しい、家の中でRが一番下で他の人には我慢しているように見えるから、私はRより下になって居たいと言っていた様な人)

一旦関係が解除される5年、本当に母が重度の時からずっとお世話になったケアマネにも、精神の介護はものすごい負担で難しいのに、〇〇家はなんだかんだ皆サバサバ対応だけど、愛があるからここまで長いこと在宅でやってこれてるんですよと言われました。母も幸せですが、私もとても幸せなことだなとつくづく思わせられています。

介護はチームでと言いますが、本当にこの頃つくづく、家族の支え、介護チーム(先生、薬剤師、ケアマネ、デイやショートの方々)の支えには泣ける日々です。一人ではとても無理だなぁと心底思うと共に、いざという時の子供達の自然なサポートにもいつもながら驚かされました。

写真はみんなでモールフィルに母の入所に必要な買い物に行った時の写真と、帰ってから全員で名前付けをして、アイロンプリント禁止なので、全部に衣類と同系色の糸で縫い付けた写真。名前書きも名前付けも全部二人が何も言わずに雑談しながら手伝ってくれました。

and陸運局で来に内緒で名義変更したぜ勝利のピース✌️

長いけど、皆の勝利の記録 2022/7/20

私自身8年休みなく続いた過酷な精神介護から、三ヶ月は完全に解放されそう。想像つか〜ん☺️

以下
ソフィア横浜
精神科併設で身体だけでなく、精神のリハビリもある、とても珍しい老健(情報)

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