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リモートワークで東京へ移住しなくても本当に働ける?コストを比較してみました(秋田↔東京間の事例)

みなさま、こんにちは!

今日のテーマは都内での生活と地方でリモートワークした時のコストについて調べてみたいと思いこのテーマにしました。

今回なぜこのようなテーマに至ったかというと、私の本籍地(現在は空き家)が秋田県北秋田市というところにあるのですが、地図上の大館能代空港から車で5分のところにあり、都心に行こうと思えばアクセスしやすい場所でリモートワークに向いてそうと思ったからです。

東京でリモートワークを導入している会社に働くとなった時に地方の人がわざわざ東京へ移住しなくてもはたらく事ができるかコスト面で検証してみようと思います。

ちなみにnoteのトップの写真は秋田県三種町釜谷浜海水浴場という海岸線にある風力発電所の写真です。

どこですか?という方向けにまずは場所案内をします。

北秋田市

出典 :Googleマップ

地図上で北秋田市の表記がないですが北秋田市は大館市と能代市の間にある大館能代空港があるあたりが北秋田市です。画像の三種町は能代市の南側にあります。

秋田県北部で秋田市から100キロ離れています。関東でいうと東京23区内から栃木県の宇都宮市までのキロ数と同じぐらいです。広いですね。。。

もし自分が生活するとして…東京23区と北秋田市での生活を比較してみた。(家賃と助成金)①

①家賃

私が現在生活している東京都江東区の家賃相場はだいたい10万前後です。

北秋田市で生活する場合は、空き家で生活するので家賃はかかりませんが、築50年なんで改修は必要です。一方で移住する場合は補助金が支給されるようです。

秋田県と北秋田市で住宅リフォームの助成を行っており、私が移住した場合は50万前後補助がでる可能性がある模様です。住宅以外にも生活して1年後には「北秋田市移住者住まい応援助成金」という生活の助成金の支給資格の該当になるようです。これは20万円支給。

移住後に結婚した場合も助成金の支給の対象になります。これは10万円支給。

ちなみに企業の新規の開業、独立、分社化する場合も助成金がでます。

もし自分が生活するとして…東京23区と北秋田市での生活を比較してみた。(交通費や買い物)②

首都圏から地方へ移住する際に重視するポイントはあると思いますが、東京など大都市圏にアクセスしやすいかは大切なポイントです。

大館能代空港への飛行機の本数は、現在は新型コロナウィルスの感染影響もあり便数は一時的に減っていますが1日3便です。東京まで70分と羽田空港まで出るなら近いです。本籍地から空港への移動や待ち時間や現在のオフィスのある大崎まで120分以内で到達できる可能性があります。ちなみに大崎から70分は神奈川県小田原市にある国府津までの時間と一緒です。

帰りの東京発のダイヤが早いかな…また大館能代空港発の東京行きが11時台で朝10時台に到着できない。朝一番に東京に出るのが難しいのが難点です。会議などで本社へ出る場合は、前日に東京へ向かうか午前リモート、午後は出社という形になりそうです。戻る場合も一緒ですね。飛行機からの景色は綺麗そうです。(鳥海山と大潟村)

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ちなみに大館能代空港も北秋田市民であれば助成金が支給されます。これは早割や特割を利用した場合も適用されるかわかりませんが往復で5万前後でした。東京生活での家賃と比較した場合は、往復2回までは秋田と東京を往復可能そうです。泊りの場合もホテル1泊1万円前後であれば北秋田市の助成金とセットで利用すれば現在の家賃と同程度となります。

買い物などを行う場合はどうでしょうか?北秋田市にはイオン系列のスーパーや地元スーパーのSCはあります。ケーズデンキもあるので電化製品など生活必需品の購入には困らなそうです。近隣の大きな都市だと弘前市と秋田市ですが高速道路や鉄道でも1時間前後です。これであれば東京に来た時にまとめて購入する感じでもよいかもしれません。

まとめ~リモートワークを導入している企業なら北秋田市への移住は可能そうだが本人の置かれている状況次第~

今回は北秋田市でリモートワークをする事例を紹介しました。リモートワーク導入企業で東京本社への出社を2回程度であれば東京へ移住しなくても勤務できそうです。

これまで東京本社への就職転職は移住が前提であたものがリモートワークで地方での生活も可能になるという事は、東京一極集中や地方の人口流出を防ぐ事が一定できそうです。

北秋田市の場合は、リモートワーク導入企業へ働いている人向けの助成金や航空機のダイヤを大館能代発午前早い便と東京発で午後遅い便(夜間駐機)があれば利便性は増しそうです。2021年3月31日現在で秋田県は知事選挙が行われており、航空機のダイヤについて公約に掲げている候補はいなそうですが、現職の佐竹知事は「リモートワークの推進事業」を掲げているようではあります。

但し、これは新幹線駅や空港が近い県庁所在地や限られた場所になると思います。たまたま私の本籍地(空き家)が空港から5分という立地だからできる事です。

また移住も本人の置かれている状況が前提となります。自然のなかで温泉や登山を楽しみながら美味しい食べ物を食べてのんびり過ごしたい人は田舎生活は向くかもしれませんが、若い人が遊びや買い物などで訪れるスポットで生活する場合は都内で生活する方がよさそうです。

尚、今回の記事は私が移住を前提に書いたものでなく、リモートワークを各企業が導入する事で大都市圏へ移住しなくても働く事ができるかという事についてコストという点で検証したものです。私自身は移住の予定はなく東京で生活したいと考えています(笑)





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