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はじめに:喫水線について
喫水線は昨年に出版社登録をすませたばかりのレーベルで、デザインの仕事を通して知り合った作家たちに、「自主制作で冊子をつくりたい」と立て続けに相談されたことがきっかけで立ち上げた。
2020年に同年代の小説家と写真家と共作した『震える虹彩』という本の奥付には、発行者として私と著者の2人、合わせて3名の名前が連なっている。これは出版の体裁としては「3人で行った自費出版」ということになるかと思う。だけ
喫水線は昨年に出版社登録をすませたばかりのレーベルで、デザインの仕事を通して知り合った作家たちに、「自主制作で冊子をつくりたい」と立て続けに相談されたことがきっかけで立ち上げた。
2020年に同年代の小説家と写真家と共作した『震える虹彩』という本の奥付には、発行者として私と著者の2人、合わせて3名の名前が連なっている。これは出版の体裁としては「3人で行った自費出版」ということになるかと思う。だけ