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#映画
「最終章」でも感じたコントラストの弱さ、「ゴッドファーザー(最終章)」
「ゴッドファーザーPartIII」を観た時、「画面が明るい。赤い」と思ったわけです。
「ゴッドファーザー」も「ゴッドファーザーPartII」も暗くて青い。どちらも逆光の場面が多く、特に「ゴッドファーザーPartII」なんぞは撮影ミスじゃないかと思うくらい暗かった記憶が。
Prime Videoで「ゴッドファーザーPartIII」のいわゆるディレクターズカット「ゴッドファーザー(最終章):
ポランスキーが描く、間借人の居心地悪さ
例えばこの映画に、ユダヤ人ピアニストとナチス将校の心の交流を期待していたら、がっかりすることは間違いない。
美談でも、感動的な物語でもない。涙を流す場面なんてほとんどない。
映画『戦場のピアニスト』は、徹底的に「居心地の悪さ」を描いた、ロマン・ポランスキー流サスペンス映画だと思う。
物語は、主人公であるピアニスト、W・シュピルマンが、ラジオ放送のためにピアノ演奏している場面から始まる。突
「アメリカ人じゃなくて良かった」と思うとき(2005-05-06)
「アメリカ人じゃなくて良かった」
と思う瞬間がある。1つは滞在経験のある人から、食生活の貧しさを聞かされるとき。
もう1つは「プロム」を舞台にした映画を見たときだ。
「行進」を意味する「promenade」を語源とするらしい「プロム」は、言ってみれば「卒業パーティ」だ。その年の卒業生から男女の代表的人気者を選ぶ。各自パートナーを見つけ、男女カップルで出席するのがベスト。1人でも出席資格は
ためらう男が踊りに至る決意(2005-05-12)
男だけで踊る映画がある。
『フル・モンティ』?そう、炭坑の失業者が一念発起してストリップに挑戦する英国産コメディだ。
『プリシラ』?いいとこついてるよ。ゲイダンサーが興業のために大陸を横断するオーストラリア産ロードムービーね。
えっ『ウオーターボーイズ』?シンクロナイズドスイミングを文化祭で披露するために奮闘する高校生を描いた日本映画ね。あれもダンスの一種と考えれば確かにそうだ。
で