日記(20230804)/夏
夏になると何故か理由もなく唐突に連れ立って、暑いですねMOROHA来たかと思いましたよ遂に、などというのは微塵も聞いておらず、ちょっと腰掛けようやここは排除ベンチではあるが、お前はただ横にいてくれればいい、それでいいと言い目を瞑りそれっきり黙してしまったので、ただただ往来の人々の波を眺めているしかなく、それにも飽きて自撮りなどをするも虚しく、遂には蒸し暑い空気で自分の身体が腐ってしまったのではないかという妄想にまで耽り、その心中を察してか、手の甲に蠅が止まる。最後まで本心を見