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待合室で待ちぼうけ in 耳鼻科

先週患った風邪が喉から鼻に移行したので今日も耳鼻科に行きました。
やっぱりBスポット治療って即効なんですね…一週間で痛みが取れました。

診察自体は処方する薬を変更するだけで、処置はスプレーと吸入だけという大変オーソドックスなものでした。
しかし、ここまでかかる待ち時間というものがありまして…今回は待合室での様子を書き綴りたいと思います。

私がお世話になっている耳鼻科は青森県内でもかなり腕が立つことで有名なところで、小さいながらいつ行っても人でごった返しています。多いときは出入り口につながる階段で待つ人もいるくらいです。
現地に付いたら雨がポツポツ降り始めていました。ちょっとだけ青空が見えていたので「どうせすぐに晴れるだろう」と思い、私はジャンパーのフードを被りました。

今日の待合室は…階段までちょっと人が溢れかえっています。
診察券を再発行してもらう兼ね合いもあったので受付を済ませ、その後は階段で時間を潰しました。
中に入れたのがちょうど10分ぐらい経った後。そこから1時間強スマホでポイ活を進めました。

私が来た後も患者さんはどんどんやってきます。
土曜日は親子が多く来院することもあって、診察室からは子供の断末魔が10分くらい続くこともざらにあります。わんぱく盛りのチビちゃんが入ってすぐに号泣することなんてよくある話。
長年通い続けていくと自然に慣れていくのが怖いところです。なんなら微笑ましい光景です。

ある程度ポイントサイトを巡り終えたところ…一瞬、カメラのフラッシュみたいな閃光が視界に現れました。しかし、シャッター音は鳴っていません。
それもそのはず、今日の天気は雨で午前中は竜巻注意報が発令されていたくらい強い突風に見舞われ、雨足は一気に強くなっていきました。

閃光が走った1秒後のことです。
突然、耳をつんざく大きな音が響き渡りました。

ドン…ドガーン!!! ゴロゴロゴロ………!!! ドガンッ!!!

衝撃に備えるように、思わず前のめりになる待合室一同。
近くに雷が落ちたのでしょうか、ある人は放心状態に、またある人は「地震来るんだよ」と陰謀論を唱えだしたりしました。

その後、診察室から看護師さんがいつも通りに名前を呼び始め、待合室は落ち着きを取り戻しました。
唯一違う点を挙げるとすれば、年少くらいの男の子が「またかみなりなったよ!」とテンションが上がっていたことくらい。子供にとっては一大イベントに見えたのでしょうね。

ところで、あのクソデカ雷は一体どこに落ちたのでしょうか?
火災などの被害が出ないといいですけどね…

出典:ウェザーニュース

このnoteはニャークスのヤマダさん主宰企画「#文字でスケッチ」参加記事です。

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