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人生初・Bスポット治療をやっていただいた!

上咽頭炎の治療法に「Bスポット治療」というものがあります。

咽頭捲綿子けんめんし(耳鼻科の先生が喉に薬塗るアレ)に塩化亜鉛水溶液やルゴール液を付け、それを喉の奥(=上咽頭)に塗る治療法です。めっちゃ痛いらしく、術後は血が出ることもあるのだとか。
仲良くしているナレーターさんの中にも経験した方が結構いて、その話を聞いているうちに「やりたい!」と思っていました。

ここで、もう一度要点をまとめてみましょう。

・塩化亜鉛水溶液かルゴール液を付けた捲綿子を喉の奥に塗る
・出血と疼痛の程度で炎症程度を判断する(めっちゃ痛い)
・鼻と喉の両方から行うが、喉のみの場合もある

参照先:最上クリニック耳鼻咽喉科

やったことなくても絶対痛いやつでした。
それでも「やりたい!」と思ったのは、私の鼻喉事情が絡んでいるからです。

5歳のときにアレルギー性鼻炎を発症して以降、鼻炎とはかれこれ20年以上の付き合いになります。大学時代は慢性副鼻腔炎を併発…おまけに扁桃腺持ちなので一年に一回は何もしてないのに喉を痛め、もはや風邪を引くのが恒例行事になっていました。
去年も去年で風邪を引いていましたし、本人が分かっていないだけで身体に疲労が溜まっていたんでしょうね。毎日運動しているから身体が丈夫になったのは幻想でした。
今月まだnote朗読吹き込んでいないから来週までには治したい…

それで昨日、いつもお世話になっている耳鼻科で診てもらったわけですが、今まで経験したことがない部位の痛みだったのでやったことがない治療をしてもらうことになったんです。
それが「Bスポット治療」でした。

先生「どこらへんが痛いの?」
私「喉ちんこの奥が痛いんで、多分上咽頭炎だと思うんですよね…」
先生「まぁ十中八九上咽頭だろうね。ちょっと喉診てみますね」

診察室での会話1

いつもは管型カメラを鼻に入れて喉の様子を診ていただく(これも結構痛いし苦しい!)のですが、今回はデンタルミラー(歯科医院でよく見る鏡みたいなやつ)を使って喉の奥を診ていただきました。
(普通の鏡で確認したところ、赤くなっているんだか腫れているんだかよく分かりませんでした)
でも痛みは強く出ていましたし声も出づらくなっていたので上咽頭炎になっている自信はありました。

先生「あ~…喉の裏が炎症起こしてるね。綿子でお薬塗っときますね

診察室での会話2

そう言うと、例の捲綿子を取り出し謎の透明な液体(多分塩化亜鉛)を付け始めました。
私は心の中で「えっ!?」と驚愕。そりゃそうです、自然の流れでアレに取り掛かり出したのですから。ていうかBスポット治療やってたのかよ!!やれるか相談しようと思ってたところだったよ!!!一本取られたよ!!!

Bスポット治療の痛さは前述の通り経験者談で知っていました。なので心の準備と覚悟は出来ていたんです。そうでもしないと、あんな痛すぎる行為を「やりたい!」って言えるわけがないって。
それに、Bスポット治療をやれば喉の回復が早くなるって言うじゃありませんか。ただでさえアレルギー・副鼻腔炎・扁桃腺の三重苦持ちにとって、風邪は大病に等しいわけですから。あれだけ予防したり声出す時間を減らしてケアしたりしてもなるにはなるんですから。
ですが…やっぱり痛いのはつらいので、ひじかけをグッと握りしめてその瞬間を受け入れることにしました。そしたら先生が「だから力抜きなさいって」と言われました。

先生「痛いけどね、力抜いてね」
(看護師さん、私の肩を抑えだす)
(先生、捲綿子で喉の奥をこする)
私「アー」(激痛に耐えながら施術を受ける)

診察室での会話3

所要時間は1分未満。喉のみの施術でした。
炎症部位をこすっているわけですから、痛みはもちろんあります。ですが、言うほど強い痛みではなかったです。むしろ鼻に管入れられたときの痛みのほうが勝っているくらい。
これは炎症が治まりかけているのか、はたまた私が痛みに強くなったのか…そこまではよく分かりません。ただ言えるのは、施術した後の鼻の通りが格段に良くなった感じがありました。

先生「いやぁ、これ痛いよねぇ。頑張ったね」
私「いえいえ、むしろこれやりたかったんですよw
先生「あっそう。お薬2種類出しとくから。風邪の引き始めに飲むやつね」
私「ありがとうございました」
看護師「お大事に~」

診察室での会話4

これを書いている今の喉の状態は…なんやかんやでまだ痛みが残っています。ただ、左片方はそんなに痛みがなくて右片方に違和感がバリバリあるってだけです。
発熱もありませんし食欲は旺盛です。帰りにKFCとマックとポッポ(イトーヨーカドーの中にあるファストフード)で食べたい物を買って食べたら摂取カロリーがエライことになっていました。
運動は体調不良時にやるヨガをするくらいです。本当はストレッチとかマッサージとかしたいんですけど風邪のときにやってはいけないらしいのでヨガばっかりやっています。(なんでヨガはOKでストレッチとマッサージはNGなんですかね)
11月第3週の発声練習ももちろんお休み。多分第4週もお休みするかもしれません。

今回の喉はスピード回復となるでしょうか?
早いとこちゃっちゃと治して、今月もnote朗読が出せるようにしたいものです。

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